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「控えめ」に宿る美しさ

【1308文字】
「菜根譚(さいこんたん)」の中に有名な言葉があります。

地は低ければ海になり、
人は低ければ王になる。

「菜根譚」は中国、明王朝(1368-1644)時代の末期に
洪自誠(Hong Zicheng)によって書かれた、
前編222、後編135の処世訓が記された思想書です。

その中に『低くある』ということが『成功の秘訣』であるとともに、
『処世術としても良い方法である』ということが書かれています。
これは
宗教や哲学、教養や修養、処世術の根幹となる思想だと思います。

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