小岩カイキ

【WEBライターで元脚本家の40男】医療系WEBマーケ会社勤務/脚本家としてNHK・T…

小岩カイキ

【WEBライターで元脚本家の40男】医療系WEBマーケ会社勤務/脚本家としてNHK・TBSでドラマ執筆経験有/SEOだったり、マーケティングだったり、AIのことや映画のこと、パートナーとの生活のことなど色々と書き綴っていきます。モットーは「人生はドラマだ!」(by市川森一先生)

最近の記事

松本人志のおもしろくないコメント

すいぶん昔、ガキの使いのフリートークだったか、遺書だったか忘れたけど、松本人志は自分の名前についてこんなふうにボケた。 「人を志すと書いて人志。って、わしゃ人間やないんかい」 まさか数十年経って、また名前について本人が触れる日が来るとは思わなかった。 「人を笑わせることを志してきました」 間違いなく天下を取った、ある世代の男子ならほとんどが影響を受けた稀代の芸人が、初めてといっていいくらい1つも面白くない言葉を発した意味を考える。 こうなったら最後まで信じて応援するし

    • 毎朝2時半から新聞配達してたら、好きだった子を思い出して泣いた話

      最近は新聞を取らない人も珍しくないし、夕刊なんてあちこちの新聞紙で廃止されている。要するに典型的なオールドメディアというわけだ。かくいう僕も人生で一度も新聞を定期購読したことはない。 それでもたまに自転車にのって新聞を配っている若者を見かけると、心の中でエールを送っている。 かつての僕もそうだったからだ。 もう20年以上前になるけれど、18歳で田舎から上京した際にある大手新聞社の新聞奨学生として毎日新聞配達をしていた。 新聞奨学生とは、簡単に言えば新聞配達をする代わりに

      • 会社にモヤるのは他に評価される場所が無いから

        サラリーマン、モヤってます社会人のみなさま、会社からの扱いや評価にモヤっとしてませんか? 私はしてます。 「クソ上司ふざけんな!」と拳を上げたり、「こんな会社もう辞めてやる!」と強く決意したとかではないけど、「なんだかな~」と遠くを見る感じ。きっと働いていれば誰しもあるんじゃないでしょうか。 先日上司との月に1度の評価面談をしたんですけど、仕事のなかで見てほしい部分に目を向けられなかったり、かけてほしい言葉をかけてもらえなかったりという思いがあまりにも多くて、自分の存在価

        • 生まれて初めて歌舞伎を観た【猿若祭二月大歌舞伎「連獅子」】

          20代のころ、演劇青年だったこともあって同じ舞台芸能である「歌舞伎」には人並み以上に関心を抱いていた。 ちょうど当時、野田秀樹が中村勘三郎(当時は勘九郎)と組んだ「研辰の討たれ」がすさまじく面白いと大変な評判になっていたこともあって、演劇と歌舞伎の距離がぐっと近くなった時期だったと思う。 やっぱり勘三郎がキーパーソンで、他にも串田和美と「コクーン歌舞伎」もやってたし、当時すさまじい勢いで憧れだった大人計画の松尾スズキと一緒に舞台を作ったりもしていた。そんなこんなで見たい見

        松本人志のおもしろくないコメント

          何者にもなれなかったので、20年間集めたCDを売り払いました。

          「永遠も半ばを過ぎて」とは敬愛する中島らもの本の題名だが、40歳を過ぎた現在の心情とぴったり当てはまる。 *** ロックミュージックにハマった高校時代から約20年間、CDを買いまくった。 私が多感な時期を過ごした90年代は、まさにCD全盛時代で、毎年いくつものミリオンヒットが生まれ、アルバムも何百万枚のメガセールスを記録した。 高校時代を振り返るとき、ほとんどの同級生が持っていたGLAYのベストアルバムの暗く深い青色が目の奥に浮かぶ。それは自分の冴えない青春とぴったり

          何者にもなれなかったので、20年間集めたCDを売り払いました。

          SEOを知ったきっかけは「風俗」だった

          私は現在、とあるWebマーケティングの会社で「SEO」に携わる仕事をしています。 SEOというのは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略で、人々が「洗濯機 おすすめ」とか「イボ痔 治し方」など、色んなキーワードでGoogleなどの検索エンジンで検索したときに、自分のウェブサイトがより上位に表示されるための施策、という意味です。 SEOとは、目立ちたがりの科学である想像してもらえるとわかると思うのですが、何か調べたいことがあってグ

          SEOを知ったきっかけは「風俗」だった

          誰かと暮らすなんて絶対できないと思ってた

          2023年を振り返ったとき、僕にとってもっとも大きな出来事だったのが、「同棲を始めたこと」だった。 言っちゃなんだけど、これには本人もびっくりしている。 「俺が? 誰かと暮らしてるって?」 *** 18歳で家を出て、それから23年にわたって一人暮らしをしてきた。 正確には2年間だけシェアハウスで共同生活をした経験あるけれど、共用部分を通らずに個室の部屋に直行できる造りだったこともあり、最初の半年以降は料理するとき以外はほぼ自分の部屋で過ごしていた。 要するに居心地が悪

          誰かと暮らすなんて絶対できないと思ってた

          note、やり直しました

          おはようございます、こんにちは、こんばんは、そしてはじめまして。 小岩海輝と申します。 4年前にnoteに登録したきり放置noteに登録したのは、2020年の6月。 世の中はコロナ真っ只中のころ。 私は「無職の38歳」でした。 そんな風に書くとコロナの影響で失業したかのような、どこか同情を誘う言い方ですが、実のところコロナとは何の関係もない個人的な不祥事で会社の信頼を損ね、クビを言い渡されたというのが真実。 その前年に15年勤めた会社を辞めて、ベンチャー企業に転職して心

          note、やり直しました