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立原正秋『その年の冬』

佃煮、コーヒー、ビール、お酒、寿司、ウイスキー、ブランデー、鯛昆布じめ、坂本菊、山葵わさび、すだち酢、四方焼豆腐、小豆入りの合味噌、車海老、粒椎茸、青山椒、かます筒切の山椒焼、にごり蒟蒻こんにゃくの梅肉仕立、百合根塩蒸、蛤酒蒸、蕎麦、しゃぶしゃぶ、松茸、鯵、京都の赤出、白味噌、信州味噌、仙台味噌、若布、浅葱あさつき、漬物、目刺、蒸しがれい、小鯛の干物、烏賊の塩辛、塩辛大根漬、、刻んだ葱、りおろした生姜、粉唐辛子、掛蕎麦、冷やざけ、蕎麦つゆ、鯛の刺身、若狭鰈の一塩焼、合鴨の治部煮じぶに、野菜の炊きあわせ、すっぽんの雑炊、サンドイッチ、野菜サンドイッチ、ビーフ・サンドイッチ、コーヒー、ビール、ビーフステーキ、鶏のもつを焼いたの、豚の足、焼鳥、鳥皮、鳥もつ、豚の耳、生鱈、白子、卵、鱈子、荒塩、明太子、寒鰤、鮟鱇、豆腐、にしん、紅鮭、鰻、小綬鶏こじゅけい、鰹節と昆布と煮干、浅葱、鰯の糠漬、腸詰、紹興酒、合鴨、鱶鰭ふかひれの姿煮、豚カツにカレー、カツカレー、コロッケ饂飩、比目魚ひらめの刺身、さわら、牛肉をブランデーで煮こんだ佃煮、河豚の肝、越前蟹、ステーキ、茶、握飯、味噌椀、芹、青紫蘇、蕗のとうの佃煮、梅酢、針生姜、昆布の佃煮、油で焼いた海苔、キャビア、山椒の新芽の佃煮、煎茶、甘露煮、山桃、がざみ、渡蟹、蝤蛑、コーヒー、豚肉のソテー、比目魚のムニエル、寒雀、鶉を焼いたの、河豚の白身、ポンス、韮、河豚鍋、河豚の白子、虎河豚、真河豚、鯖河豚、海鼠腸このわた、ビフテキ、生牡蠣、シェリー酒、大蒜のきいたフィレのステーキ、近江牛、蜜柑、韮いり牛肉の細切炒め、鱶の鰭スープ、かやの油で炒めた韮、豚肉と椎茸のはいったちまき、蛙、甘塩の柳がれいの焼物、甘海老の刺身、甘塩の鯖、てんぷら、鰤の味のしみた大根、ラーメン、おから、魴鮄ほうぼうの刺身、揚出豆腐、蒲公英たんぽぽの葉、山桃の甘露煮、……。

――ごちそうさまでした。

参考:
立原正秋『その年の冬』(単行本)、講談社。
昭和五十五年十一月八日 第一刷発行
昭和五十六年一月十四日 第四刷発行
装幀=高木義夫
あとがきに代へて=高井有一

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