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「太郎山」のご案内 「日光光徳小屋からのお便り」2016.11
光徳小屋 五代目管理人 三樹千鶴子
学習院大学あるける同好会 昭和53年卒
三樹大治
学習院大学あるける同好会 昭和52年卒
光徳小屋の管理人に就いてアッと言う間に6ヶ月が過ぎました。
11月になり、季節もアッと言う間に秋が終わり、冬型の気圧配置で強い北風が吹くと、枯葉が舞うどころかバラバラ降り落ちてくる勢い、最低気温がマイナスを差し始めたと思っていたら、初霜、初氷、初雪となり小屋周りも白くなったりしました。
小屋では建物1階部分に雪囲いをし、水回りの水抜き確認や除雪機の試運転、灯油やプロパンガスの確保をしてこれから来る冬に向かって準備を始めています。
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太郎山
今月は太郎山からの「山のお便り」です。
先月に登った男体山から続く山々を、深田久弥の日本百名山の中では、「…男体と女峰の間に、大真名子・小真名子山(真名子は「愛子(まなご)」の意か)があり、やや北にそれて太郎山があるのも、いかにも一家族の山という気がして面白い。」と紹介されています。
父親の男体山や息子の太郎山に登りながら日光のそんな山並みを見るのも楽しいものです。今回のコースは山王峠から山王帽子山~小太郎山~太郎山のピストンです。所要時間は約7時間。
前の日に雪が降り、午前中の間は登山道にも多少雪が残っていましたが、この日は快晴で下山する頃にはほとんど溶けていました。
マイナーな山ではありますがアップダウンがあり、剣が峰(けんがみね)というスリルな岩場もあり飽きる事のない山でした。
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太郎山への登り口は山王峠の車道沿いにありますが、道標はササ藪の中にありチョッと分かりにくいです。
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1時間ほどで山王帽子山の頂上。
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樹林で覆われていて展望はありませんが、ちょうど一息つける場所です。
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倒木もあります。このような障害物は、結構体力を消耗させます!
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小太郎山に着きました。この日は天気も良く360度の展望、まずは景色を!
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右も左も切れ落ちた岩場ですので慎重に進みましょう。先に見えるのが太郎山の頂上です。
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登り始めから約3時間半。Mt.taro 2367.5メートルに到着。
目の前には男体山、大真名子山、小真名子山、女峰山の家族が揃っています。
下山路は正面に男体山を、その右下に中禅寺湖を望みながら最高のロケーション。
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更に進むと、左手に枯れ木の間から見える太郎山の火口原。
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この先は剣が峰から小太郎山、その右に小さく雪を被った日光白根山。
気持ちの良い稜線です!
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今回の太郎山は晩秋の山でしたが、これからいよいよ雪山のシーズンに入ります。
次回の「山のお便り」は雪景色の山を紹介できるとよいのですが・・・お楽しみに!
今月のゼミ・サークル紹介は「あるける同好会」です。
私も主人もあるける同好会のOG・OBなので、1年生から4年生のフレッシュな後輩たち7名が来てくれて大変嬉しかったです。
まだ紅葉の残る男体山への山行でしたが、当日は山頂付近にガスが掛かり、風も強く大変だったようです。日光には他にも楽しい山が沢山ありますので、また来てください。
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まだ日も明ける前ですが真っ暗の中でも若い皆さんは元気一杯です!
<お知らせ>
〇インスタグラムで「学習院大学あるける同好会の活動」を公開中です。
インスタグラム 学習院大学あるける同好会https://www.instagram.com/arukeru432/
現在、あるける同好会では「仲間」募集中です。詳しくはインスタご覧ください!!
〇インスタグラムで「学習院大学山岳部の活動」を公開中です。
インスタグラム 学習院大学山岳部
(略称:インスタ学習院大学山岳部)
https://www.instagram.com/gakushuin_alpineclub/
現在、山岳部では「仲間」募集中です。詳しくはインスタご覧ください!!
〇インスタグラムで「山岳部の心のふるさと「光徳小屋」の風景」を公開中です。
インスタグラム 学習院山岳部 光徳小屋だより
(略称:インスタ光徳小屋)
https://www.instagram.com/gakushuin.kotoku.hut/
皆さま、是非楽しんでください。
〇インスタグラムで2014年インドヒマラヤ遠征隊の「写真・動画・隊員の思い」を公開中です。
インスタグラム 学習院山桜会
(略称:インスタ学習院山桜会)
https://www.instagram.com/sanoukai1919/
「「男体山」のご案内 「日光光徳小屋からのお便り」2016.10」から
「「日光白根山」のご案内 「日光光徳小屋からのお便り」2016.12」へ
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