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「日光白根山」のご案内 「日光光徳小屋からのお便り」2016.12
光徳小屋 五代目管理人 三樹千鶴子
学習院大学あるける同好会 昭和53年卒
三樹大治
学習院大学あるける同好会 昭和52年卒
12月になり、奥日光では先月まで営業していたカフェやレストラン、赤沼自然情報センターや日光湯元ビジターセンターが閉まり、道路も山王林道は上旬に、金精道路も下旬には閉鎖して来年4月の雪解けまでの長い長い冬が始まりました。
チョット寂しい感じもしますが、でもご心配なく!冬の奥日光にはいろんなイベントが予定されています。 中禅寺温泉のカマクラまつり、奥日光では雪灯ろうまつりに花火に氷彫刻、戦場ヶ原では星空観察等など…。
ウインタースポーツでは、湯元温泉スキー場や光徳クロスカントリースキー場があり、また戦場ヶ原はスノーシューのメッカで多くのスノーハイカーが訪れます。
特にスノーシューは、3月に光徳で全日本山岳スノーシューイング大会が予定されています。
また、各ホテル・旅館ではスノーシューレンタル付きの宿泊プランもあって温泉と奥日光の冬の大自然を楽しめます!
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日光白根山
いよいよ雪山のシーズンがやって来ました。
今月は日光白根山からの「山のお便り」をお送りします。
群馬県側の菅沼登山口から日光白根山に登るコースで、登山口の駐車場までは小屋から車で約30分で着きます。 既に雪道となった金精道路は金精トンネルを越えると更に雪の量が増えてきます。 夏のシーズンは、登山客で満車になる駐車場もさすがにまばらで10台ほどの車。
ここで身支度を整え、久しぶりの冬用のジャケットにオーバーパンツを着込み、ザックにはピッケルやアイゼンを入れてスタートです。
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樹林帯の中を2時間程登って弥陀ヶ池に着くと、目の前がパッと開けて日光白根山が現れます。青空と白い雪がとても素敵です。
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ここで登山靴にアイゼンを装着しましょう。
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頂上に向かう尾根の上部では、陽の当らない北面の斜面で風が強いため積雪はあまりありません。 夏道をたどり、上に見える岩場と雪がミックスした狭い所がこのルートの核心部になります。
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核心部に着いて下を見るとこんな感じ!下の方に登山者がいるのが分かりますか?
岩場を越えて陽のあたる稜線に出ると、太陽の真下に日光白根山の頂上が見えます。 そして、太陽が体にあたると急に暖かく感じてきます。 ここまで登ると積雪は15㎝位になりました。
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今回も天気は最高!遠く北アルプスや八ヶ岳、南アルプス、富士山まで望めました。
頂上を後にして下っていると、道標に付いたエビの尻尾が融けて氷になりキラキラ輝いていました。
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揃って迎えてくれました。
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左下に見えた五色沼。一気にスキーで滑り降りたら気持ち良いでしょうね!
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振り向くと登って来た日光白根山が立派にそびえてます。
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もうすぐ登山口の駐車場です。約7時間30分の行程でしたが最高のコンディションで楽しい山行でした。
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帰りは金精道路を戻り、途中湯元温泉でゆっくり体を温めて帰りました。
これから1月、2月ともっと雪が積もるので、次回はスノーシューやクロスカントリースキーを紹介出来たらと思います。
<お知らせ>
〇インスタグラムで「学習院大学あるける同好会の活動」を公開中です。
インスタグラム 学習院大学あるける同好会https://www.instagram.com/arukeru432/
現在、あるける同好会では「仲間」募集中です。詳しくはインスタご覧ください!!
〇インスタグラムで「学習院大学山岳部の活動」を公開中です。
インスタグラム 学習院大学山岳部
(略称:インスタ学習院大学山岳部)
https://www.instagram.com/gakushuin_alpineclub/
現在、山岳部では「仲間」募集中です。詳しくはインスタご覧ください!!
〇インスタグラムで「山岳部の心のふるさと「光徳小屋」の風景」を公開中です。
インスタグラム 学習院山岳部 光徳小屋だより
(略称:インスタ光徳小屋)
https://www.instagram.com/gakushuin.kotoku.hut/
皆さま、是非楽しんでください。
〇インスタグラムで2014年インドヒマラヤ遠征隊の「写真・動画・隊員の思い」を公開中です。
インスタグラム 学習院山桜会
(略称:インスタ学習院山桜会)
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