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「四代目管理人着任」 「日光光徳小屋からのお便り」2006.10 ②

光徳小屋 四代目管理人 堺惠子

 また昆虫は種類が多く、とてもきれいな色をしています。蝶の種類の多さ、センチコガネやカメムシの色の美しさ(茶色のカメムシしか知りませんでした)には感動です。 しかし5月に発生した管理棟内のカメムシには閉口しました。暖房で急に暖かくなり、早めのお目覚めだったようで、ボーっとした感じでゆっくりとした動きが救いでしたが、どこから湧いてくるのか、外に出しても、出しても部屋のどこかにいるのです。やっと部屋からカメムシの存在がなくなった頃、今度はカマドウマの異常(?)発生です。

 最初は捕まえては外に逃がしていたのですが、寝ている顔にピョンピョン、ピョンピョン。とうとう寝不足に陥りました。 ふとゴキブリホイホイがあることに気づき、セットしてみると、なんとカマドウマはゴキブリホイホイがお好き! 全面にカマドウマ状態で、ついには300匹ほど捕まえました。かわいそうとは思いつつも寝不足で痩せたくは無い。 ところがゴキブリホイホイに捕まったカマドウマを食べるものが出てきたのです。 捕まえてみたらネズミでした。 アカネズミがいると聞いていたのですが、アカネズミかヒメネズミかハツカネズミか?は不明です。ネズミ博士がおられましたらぜひともご教授ください。

 屋外では、キイロスズメバチ、クロスズメバチ、アブが飛びまわっていました。 車庫の屋根部分に直径25㎝ほどのクロスズメバチの巣が見つかりました。 そして、特に大きいアブが多く、大型のスズメバチは少なかったようです。

 今は奥日光の素晴らしい自然をご案内する知識がありませんが、これから徐々に情報を蓄えて、少しずつずつ皆様に近づきたいと思います。 ご指導のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。

 また、初心者でも可能な山登りの企画がございましたら、お声がけいただければ幸いです。

山桜通信26号 2006年10月


夏から秋は、トンボがたくさん出現します。



夏の終わりから、初秋にかけて、トンボは赤くなりました。


たくさん出てくると困るのがカメムシさんです。


センチコガネもたくさん出てきました。


出ると困るもの、スズメバチです。刺されると大変なことになりますので、とれも悩みました。


クワガタムシもよく出没していました。


カエルもよく見かけるお客さんでした。



アオダイショウは、光徳小屋に住みついていました。


蝶もたくさん集まってきていました。

「「四代目管理人着任」 「日光光徳小屋からのお便り」2006.10 ①」から

「「野鳥も凍える寒さ」 「日光光徳小屋からのお便り」2007.05 ①」へ

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