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「エッセイ」日本語は難しいって話し

今日は、ちょっと真面目な話し(笑)
ある言葉をずっと間違えて覚えていて、恥をかいた事がある(苦笑)

「手持ち無沙汰」

なすべき事がなくて暇だったり、間がもたなかった時に用いるこの言葉を音で覚えていた私は勘違いして、ずっと

「手持ちぶたさ」



だと信じていた。これでも国語の成績だけは小学校から高校まで、ずっと良かったはずなのに(泣)

何故、こんな間違いをしたかと言うと
形容詞や形容動詞を名詞にする際、例えば

(例)

美しい→美しさ
(形容詞)(名詞)

静かだ→静かさ
(形容動詞)(名詞)

と言うように「さ」を付けるから。
先に漢字で「手持ち無沙汰」と覚えていたら、良かったのだろうが、小学校の頃から使っていたので(暇な小学生だったんだな 苦笑)こんなことになってしまったんだと思う。
「手持ち無沙汰」は、そのまま最初から名詞だった。

次に最近、私が気になって気になって仕方ないのが、

「すみません」と「すいません」だ。

私の父は、とても言葉遣いに厳しい人で、幼い頃から「美しい日本語」を使うように指導された。
このnoteでもそうだが、殆どの人が「すいません」を使う。
そこで、私はハタと立ち止まる。

「すいません」

って、何だ?
東京弁なのだろうか?
皆さんも、よく勘違いしていると思うが、「東京弁」は、決して日本の美しい標準語ではない。
イントネーションは、一番「標準語」に近いかもしれないが、江戸弁などは明らかに「べらんめえ口調」で、標準語とは異なる言語だ。
おっと!話しが大幅にズレたね(苦笑)

調べたところ、
「すみません」は「済みません」と書き、元は「済まない」の丁寧語である。
それに対して「すいません」は、「すみません」を口語化したものである。つまり、話しをする時には許される言葉だが、未だに文章としての市民権は得ていない。
くだけたエッセイやコメントでは、もちろん使用可だが小説を書く上では注意が必要だと思う(会話では大丈夫)

さて、次
ちょっと気になった言葉に「ご覚悟」と「お覚悟」がある。丁寧語として使う場合、

お+漢語
ご+和語

これは勿論、皆さん、ご存知だと思う。
だから、当然本来は「ご覚悟」が正しい使い方であった。

でも、

お天気 お電話 お料理…

上記のように最近では女性や子供が使い易いようにこなれて慣用句のようになった言葉が多い。
「覚悟」も現在では「お覚悟」を使う人が80%以上だそうだ。
しかし、例えば

「ご覚悟をたまわりたく」
「お覚悟めされよ」

等のように文脈によって見極めて使っていきたいと思う。

さて、次(もうちょっとだから我慢してね)
今、話題になっている

「ら抜き言葉」

例えば、「見る」を例にとってみると
「見られる」(可能性を表す)
を現在では
「見れる」
とつい使ってしまう(私も気をつけてはいるが、話し言葉では使ってしまう時もある)

「食べる」→「食べられる」
「寝る」→「寝られる」

のように変換するのが正解で
「食べれる」「寝れる」
は不正解だ。

しかし、この「ら抜き言葉」に関しては、時代の変化と共に容認されるのではないか?と言う意見もある。

「見る」→「見れる」(可能性を表す)
      「見られる」(尊敬を表す)

このように区別が出来易いからだそうだ。

でも私はこの意見に関しては、ちょっと疑問に感じている。「見る」の本来の尊敬語は「ご覧になる」だったはずだからだ。下記の例の方が分かり易いかもしれない。

「食べる」→「食べられる」(尊敬)
       「召し上がる」(尊敬語)

よく「相棒」の杉下右京さんが、指摘するシーンがあるとスカッとするのは、私だけだろうか?
もちろん、くだけた場所では構わない(自分は、くだけ過ぎている感があるけど 笑)
ビジネスシーンや目上の人と話す時、文章におこす時などは、気をつけたいと思う。
本当は、もっと気になる言葉があるのだけど、長くなったので、今日はこの辺で(笑)


「sannちゃんが一番酷いよ」と言うコメントは受け付けておりません(ウソ、見つけたら教えてね~)










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