のんびり、箱根・小田原小旅行
「ねぇ、農園で貸し切りBBQしようよ」
なんて素敵なお誘いをいただいたので、ひょいと、秋の箱根・小田原へ行ってきました。
▫︎新宿からバスで出発
せっかく箱根方面に行くのだから……と少し足を伸ばして「星の王子様ミュージアム」を経由することにしました。交通手段は、高速バス。
・バスタ新宿からミュージアムまで直行
・高速バスは身体障害者手帳の提示で乗車券が半額になる!
(普通運賃1940円→障割運賃970円)
・トイレ付きの小田急バス
ということで、1000円もかからず混雑電車も避けて優雅な旅の始まりです。
▫︎星の王子様ミュージアム
最初の目的地は、星の王子様ミュージアム。大学生の頃に来たことがあるのだけれども、今年度末で閉館とのニュースを見て再訪しました。
園内は、一足早くクリスマスムード。
出発がお昼過ぎだったので、展示をぐるりと巡って戻ってくる頃にはツリーも点灯していました。もう今年も終わりに近づいているのね。
ここから小田原駅までも、バスで一本。一時間くらいかかったけれど、この日のnoteを書くタイミングにしたので、ちょうど良い乗車時間でした。
▫︎ Tipy records inn
今回の旅の拠点は、小田原駅前のゲストハウス「Tipy records inn」さんです。決め手は、イケウチオーガニックさんのタオルをアメニティとして使っているから。
【世界一、安全で精密なタオル】と謳われるイケウチオーガニックさんのタオルは、使えば使うほど愛着が湧いてくる不思議なタオル。わたしが気に入って使っているのを見て、最近は母もイケウチオーガニックのバスタオルを使っています。
こちらのタオル、バスタオル一枚5,000円程度と、決してお安いタオルではありません。でも、サイズ感といい肌触りといい、もう一度使ったら離れられない。そして、「イケウチな人たち」なんてメディアがあるくらいタオルに関わる全ての人たちを愛するメーカーでして。タオル難民のみなさまにオススメのタオルです。
というのはさておき、旅先でもお気に入りのものを使えるというのは一つの安心感だなぁと思って今回、Tipy records innさんを選びました。
ゲストハウスだけれども、お部屋も個室でかわいらしくて、とても居心地の良い二日間を過ごさせていただきました。(写真は共用部分です。お部屋、居心地良すぎて写真がない!笑)
▫︎御幸の浜
翌朝は早く目覚めたので、御幸の浜へお散歩に。
このnoteにも書いたように、この浜から眺める朝陽がすっごく綺麗だったのでまたあの朝陽のために小田原に行きたいなぁと思っています。
▫︎ nico cafe
一旦ゲストハウスに戻って、この日のnoteを書いてからブランチへ。毎日更新をするとなると、一日のどこかにnoteタイムを組み込まないといけなくなるんだけれども、それが朝になるのはちょっと新鮮です。だいたい夕方〜夜に書くことが多いので。ちなみに今このnoteを書いているのも、夜の20時くらいです。
ここは、唐揚げがおいしいと聞いていたので迷わず唐揚げのプレートを。さっぱりした梅酢風味の唐揚げ、とってもボリューミーで美味しかったです。
▫︎小田原城
そういえば、小田原城に行ったことがなかったなぁと思って小田原城へ。というか、わたしは多分お城というものに登ったことがほとんどなくて、昔住んでいた北九州の小倉城と、大学院生時代に姫路城に行ったとき以来、人生3度目のお城体験。
天守閣に到着するまでの展示が想像以上にたくさんで、天守閣に到着する頃にはお腹いっぱい……だったのですが
この絶景を見たら、疲れは全部吹っ飛んでいきました。これが、難攻不落の小田原城からの景色というものなのですね。空は青いし、海は蒼いし、街並みは綺麗で、思わず息を呑んでしましました。
登ってよかった。
(あんまりにも綺麗な景色を見ると、写真を撮るのを忘れちゃうものね)
▫︎報徳二宮神社
ところで、かの有名な二宮金次郎像ってご存知ですか。あの、薪を背負って本を読みながら歩いている男の子の像です。
わたしは、出身小学校に彼がいなかったので、漫画とかアニメとかでしか見たことなかったのですが、関東に引っ越してきて小学校などでよく見かけるようになりました。そんな勤勉の象徴の彼は、この小田原が生まれだそうで、小田原城のお隣に彼を祀った神社がありました。
小田原城はとにかく青が似合う場所でしたが、お隣の報徳二宮神社は緑の木々がとても美しい場所でした。
この日は七五三のお参りできている子たちもたくさんいて、着物を着た子どもたちがひょこひょこと歩いているのもとてもとてもかわいらしかったです。社務所も綺麗で、小さい子を連れてきやすい雰囲気。
▫︎ sent
こちらは、御幸の浜の帰りに気になっていた雑貨屋さん。お友達に教えてもらっていたおすすめスポットでもあったので、帰りにちらっと寄ってみました。
並んでいるエコレザーや器の美しさはもちろんのこと、店主の気さくさに心温まる空間でした。「小田原の海のベストタイムは朝陽なのよ」と教えてくださったのも、この店主さん。
歩きまわって喉が渇いていたので、自家製シロップのソーダが身体中に染み渡りました。とろっとした甘さは蜂蜜じゃなくて、花梨の甘みだそう。花梨のシロップをいただいたのは、多分初めてだけれどもとても美味しかったです。
▫︎Farmhouse HamaYou
そして、この度のメインイベントBBQは、こちらのFarmhouse HamaYouの農園を丸ごと貸し切って楽しみました。
あったかい人たちと
美味しい料理と
綺麗な星空と
居心地の良い素敵な夜を過ごせたのは、BBQを発案してくれた友人と、彼の周りの素敵な人たちのおかげで。一生分の青春を使い果たしたような、宝物のような夜を過ごしてきました。
駅までの帰り道も、みんなでワイワイと歩きながら。街頭が少なくてみんなの口が読み取れなかったので、iPhoneで喋っている子の口元を照らしながら読唇しました。
翌日は、用事があったので朝イチの電車でぴゅんと都内に戻りました。急行でも1時間半程度で着いてしまうので、あっという間。
秋の箱根・小田原は、あったかい人たちと澄んだ空気のとてもとても居心地の良い場所でした。
オダワラ、マタイキタイナ。