水色のスモックを着た3歳の女の子は。
水色のスモックを着た3歳の女の子。砂場で黙々と1人で遊んでいる。ふと周りを見渡すと、誰もいない。
「なんでだろう。。。」
そう思って教室へ視線を向けると、同じクラスの友達たちが室内で制作をしていた。
なぜか忘れられない記憶の断片。
幼い頃から耳がきこえにくかったわたしは、たぶん、遊びの終わりの合図がきこえなかったんだと思う。それに加えて遊びに夢中で。教室に帰ることができなかった。
今思い返しても、ショックだったとか寂しかったとかそういう感情が湧くわけではなく、ただそんな記