当たり前だけどなかなかできない疲れをとる習慣
今の世の中、漠然と疲れを感じている人が多い気がします。
仕事の疲れ、プライベートの疲れ、身体の疲れ、心の疲れ、、、
いろいろな疲れがあり、その対処法も様々です。
しかし、土台が元気であれば、エネルギーに満ちていれば、ストレスに強くなり、疲れにくくなります。
そうすれば、常に元気に前向きに生きていきやすくなるわけです。
そのためには、日々「エネルギー容量を増やす行動(健康づくり)」を意識しなくてはなりません。
それでは、具体的にどんな行動をとればいいのかを見ていきましょう。
【エネルギー容量を減らす要素】
1、運動不足
2、慢性炎症を引き起こす「食べ過ぎ」と「栄養不足」
3、ストレス過多
4、社会的断絶
【エネルギー容量を増やす要素】
1、「運動」と「回復」によって、細胞のバッテリーを増やす
2、適切な食べ物を、適切な時間に、適量食べることによって、細胞のバッテリーを充電する
3、十分な睡眠をとり、瞑想し、自然に触れることでストレスを効果的に管理し、細胞のバッテリーを適切に使う
4、人との触れ合いとつながりによって、細胞のバッテリーを外部充電して元気を保つ
上記が簡単にまとめたエネルギー容量の増減に関しての行動です。
まずはここを頭に入れておきましょう。
さらに具体的にバイオハックによって実現する3つのメリットを見ていきましょう。
(ちなみにバイオハックとは、人間の生理学的メカニズムを理解し、より効率的にコントロールする方法をみつけること。)
①けがや病気のリスクが下がり、確実に体調が整う
・健康であれば、必要な時にうまく逃げることができる。転びにくく、重いものをさっと持ち上げ、脅威を撃退し、苦境から抜け出す方法を思いつくことができる。
・より識別力に優れた免疫系が備わる(慢性疾患、病気を遠ざける)。
・関節が強くなり、骨密度が上がるため、命に関わるけがをしたり、腰を骨折したり、関節炎で手足が不自由になるリスクも下がる。性と生殖に関する健康の向上も期待できる。
・自分が望む人生を手に入れるために有利に闘えるようになる。
②人生の目的を達成するための能力と力量が手に入る
・健康はより多くの可能性と選択しを与えてくれる。
・エネルギーはあなたが人生で望むことや、人生に意味を与えることをより多くやり遂げるための力となる。
・あなたにとってやりがいのあることが何であっても、エネルギーと健康は、人生や人間関係、使命に全力を尽くすために間違いなく必要なもの。
③生活の質が高まる
・健康であれば、生産性が高まり、効率が上がり、疲れにくくなり、何をしても気分よく楽しむことができ、集中力が増し、実行機能が向上し、機嫌が良くなり、熟睡でき、心の平穏と自分の能力に対する自信が増し、慢性的な痛みからも解放される。
・身体的に他者に依存する可能性が下がるため、高齢になっても自立した生活を送ることができる。
このように、分かりきっていることですが、エネルギー容量を増やし健康になることができれば、良いこと尽くしです。
まさしくエネルギー容量を増やすことは人生の土台といっていいでしょう。
今すぐに健康になり、元気になる方法はいまのところ私は聞いたことも見たことも思いついたこともありません。
これには、どうしても日々の積み重ねが必要になります。
ときには、突発的な出来事でエネルギーを大量に消費してしまうこともあるでしょう。
そもそもエネルギー容量が少ない人は、健康的な行動を意識するだけで疲れてしまうでしょう。
しかし、その人ができるどんなに小さなことでも積み重ねれば、間違いなくエネルギー容量は増え、より元気に生きていくことができるようになります。
それを信じて、まずは【エネルギー容量を増やす要素】を意識してちょっとずつちょっとずつ生活を変化させていきましょう。