顎関節症に対する針治療でのアプローチ
根源はどこにあるかは分からない
持病の顎関節症で顎に痛みがあり、固いせんべいなど好物を食べるのもままならなかったのでした。
歯医者に行っても一向に良くならず…いつも体のメンテナンスをしてもらっている「はり灸院 兪堂」さんにご相談。
これまでも顎関節症で他の鍼灸師さんに相談したことはあって、その時は顎回りに針を刺してもらっていたのだけれども、兪堂さんは全く別の箇所にアプローチしたのでした。
どこだと思います?
なんと!左腕の肘付近でした。
左顎の痛みの根源はそこにあったのです。先生曰く「顎が先か、腕が先かは分からないけども、ここが痛みの原因となっていますね」と、施術内容を説明してくれました。
先生を信頼しつつ、でも顎に直接針を刺さずに本当に傷みが緩和するの?なんて疑いを持っていたのですが、すぐに傷みは和らぎ、時間の経過とともに噛むことにストレスを感じなくなりました。
顎が原因で左腕が痛んだのか、左腕が痛んだことが顎へ負荷をかけたのか。
どちらが主因かはわからないけれども、とにかく顎のストレスがほぼなくなったことで固いものが食べられるようになって良かった。
痛んでいる箇所が根源ではなく、他の箇所が原因だったことに驚きを隠せず、それを見抜くのはさすがプロだなと。
これって例えば仕事にも言えるような気がして、問題の根源は顕在化されていないところにあったりするんですよね。もちろん、顕在化されていることが大きな要因というケースもありますが。
針治療から問題の根源について考えさせられ、多くの学びを得たのでした。皆さんも顎関節症は辛いので、顎になるべくストレスをかけないようにしてくださいね。
ボクの場合は口が開かなくなりますが、妻は逆に閉じなくなるので、どっちも考えモノで、繰り返しになりますがストレスなく暮らすのが大切だなと。
さて、秋晴れです。外に出ましょうかね!
おもいのままに。続けます。今日も呼吸ができた。ありがとう。