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守りたいものが変化していく中で、変わらず続く仕組みを取り入れる

まだ子供がいない頃、私はネコに夢中だった。


仕事中にネコブログを読み漁り、画面の向こうのくりくりの目、肉球、ふわふわのしっぽに何時間も費やした。ネコカフェに出かけては束の間もふもふを嗜み、セーターに毛をつけて自宅に帰る。

そのうちに保護猫のことや、譲渡会、耳カットのことなどを知り、にゃんと!世の中にはこんな活動があったのかと、保護活動や耳カットを行っている団体に寄付をしていた。


ところが3.11大震災が起きたことで、寄付先はネコから福島や赤十字へと変わった。ネコさんには申し訳ないのだけれど、その時は人命が第一だったので許してほしい。

熊本の地震があれば熊本へ。さらに、子どもが出来るとその寄付先は子どもを取り巻くものへと変わっていくこととなった。

ネコも福島も熊本も子どもも、好きなことや守りたいことには変わらないのだけれど、全てに寄付できるほどの余裕が私にはない。


正直にいうと自分たちの生活を守るだけで精一杯な近頃の物価高で、寄付ということへのハードルがどんどん上がってしまっている。


Yahooポイントやメルカリの売上金の一部を自動で寄付出来る仕組みがある。「よーし寄付するぞ!」ポチッと押すのではなく、継続的に少しずつ長く寄付が続くようにできている。


イベントでチャリティーを呼びかけたりすることもとても大切だけれど、継続的に寄付が続く仕組みもどんどん増えてほしいと思う。ふるさと納税なんか、最初は確定申告が面倒だったはずなのに今やたくさんの方が当たり前のように利用している。 返礼品という目玉はあるにせよ、ふるさと納税も寄付の一つとして考えられているのだから、同じような仕組みでもっと支援の輪をひろげることも出来るんじゃないかと考えたりする。


みんな好きな物や守りたいものは違うから、それぞれを大切に思う人の気持ちで支援が成り立っている。

そして好きなものは変わるからこそ、自分が大切に思っているところへ、少ないながらも何か出来ることがあると嬉しい。






▷こちらの企画に参加しています

小林さん PJさんよろしくお願いいたします。


日々木さんからバトンを受け取りました。


Xで次に書いてくださる方を募集したところ、マイトンさんが最初にお返事をくださったのでマイトンさんにバトンをお願いします。(まだいいよって言われてないけどもう渡しちゃう)

治療薬もなく、希望の光を探して毎日一生懸命に生きている患者さんとそのご家族が確かに今も存在するのだ。

そんな方々の為に、自分も何か貢献したい。
その一心でこれまで仕事をしてきたのだ。



私の願いは『いつまでも子どもたちが自由に本に親しめる世界でいてほしい』こと


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本田すのう │   全力疾走
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