『みどりいせき』/ 大田ステファニー歓人 | 新しくて面白くて笑ってしまう
第37回三島由紀夫賞受賞作、第47回すばる文学賞受賞作。まず読み始めて思ったことは、読みづらい!だった…なんせ書き出しが
「あれは春のべそ。まぁ、そんなわけないし、もしそうなら、みんないつか死ぬ、ってことくらい意味わかんないし、わかんないものはすこし寝かせたい。」
って、もうなかなかすんなり飲み込みづらい…と思ってたけど、読み進めると止まらなくなって、最後は読み終わるのが寂しかった…
独特の口語体が評価されてるかもだけど、個人的にこの小説はストーリーが映画的に面白くて、何よ