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biwars1111
地球色のつめ
先日、子どもとの何気ない会話の中で
あ、すごく素敵!と感じる瞬間があった。
夏のある日、私の足の爪に塗られた青色のマニキュアを見て、
「fukoさんの爪の色、地球の色みたいで綺麗だね〜!」とある子が言ってくれた。
”地球の色”
一体地球はどんな色をしているのだろう。
地球儀は青が多いよな、海も青いし。
その子の描く地球は何色なのだろう。
そんなことを考えた。
そして、私の爪を見て地球の色みたいだと思うその感性が、とても豊かで素敵だな、と心から思った。
”豊かな感性”
子どもにとって、人間にとってすごく大事なものに思えるこのワード。
でも、豊かな感性を具体的に示そうとしてもなかなかしっくりくる言葉が見当たらない気がする。
絵を描くのが上手いとか、英語が喋れるとか、ダンスが得意とか、、、
そういう形に見える豊かさが感性なのだろうか。
どうにか言葉にできないかと考えたが、
定義できるものではない気がする。
しかし、子どもの頭の中や日常の中には
大人にはない豊かさがたくさん詰まっているように感じる瞬間が多々ある。
それを言葉や描くことなど、その子なりに表現してくれた時、
一緒に素敵だな、と共感できる大人でありたい、な。
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帰宅後、私が塗っていたマニキュアの色の名前を見てみると、
そこには”ブルーコースト”と書かれていた。