帰ってくれる?
君から転がった孤独が
気管支でむせてから
下手に寝たフリをやめたんだ
そんなこんなで
後先もなしに
そこらの窓辺は止めにしたんだ
柔らかい棺が
いつまでも待っているらしく
くり抜いたフキダシに白く
何と科白を入れるのだろう
責められるのにも飽きた頃
知らん顔でジョーカーは没収された
「どっちでもいいよ」
だから
「言い訳を見せて」
だなんて
猫みたいに離れながら
心音に似せたクリックが
床に壁に響いてる
足音を忍ばせてよ
空耳にしたくないから
いいなと思ったら応援しよう!
このの記事が気に気に入ったらサポートをしてまみませんか?