理想の棚作り
トップ画像のような小さな壁一面の古本屋「長月ブックス」ですが、小さいながらも日々理想の棚作りをしています。
僕も一応、小さな本屋の店主なので、それなりの理想があります。
この本を置きたい。その隣りにはあの本があると良い。とか
こんな本が入荷したので、あんな本達と並べると面白そうだ。とか
来月辺りはこんなコーナーを作って提案したい。などなど。
こういった棚作りをするも本屋の醍醐味ですね。
で、この棚作りには終わりがありません。
本は毎日売れるし、その分毎日棚に補充します。本が動くので、それに対応して棚作りも軌道修正します。
また、その時の自分の考えや気分、在庫の状況によっても棚作りの方向性が変わって行きます。
だから棚作りに完成はなく、終わりがないのです。
だからこそ書店員の仕事は楽しいのですよ。
棚作りに勝ち負けなんて無いですが、少しかっこ良く書かせてもらうと、棚作りの仕事は、棋士の方々の志しに似ているのかなと思います。
勝手も負けても、日々精進。
※将棋好きなので、今日は途中からこのコメントが書きたくなってしまいました。。。
ということで、書店員の皆さん、棚作りに精進しましょう。
ではでは。
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