カレーの香り、〇〇の味?!カレーリーフ
マレー語名 Daun Kari
マレーハーブの水彩スケッチ。
もうすでに30種類ほどできているのですが、うちにもある大切なハーブ、カレーリーフをまだ描いていないことに気づきました。
カレーリーフはその名の通り、カレーの香りがする葉っぱで、マレー料理のカレーに、最初に他のスパイスと一緒に炒めて香りを出します。
ミカン科の植物だそうです。そういえば時々アゲハチョウの幼虫が葉っぱを食べています。葉っぱの形は、一見左右対称に見えますが、実はちょっと独特で、平行四辺形のような形。
小さくて白い花が咲いたあとに、緑色から赤、そして紫の実に色が変わる実をつけます。黒く柔らかくなってきたら食べられます。味は、例えるなら、えーっと。。。
カレー味のサクランボ???
実はそんなに美味しくはないですが、気が向いたら食べます。種子には毒があるそうです。こぼれ種から芽が出て、植木鉢のあちこちから新しい木が生えてきます。
カレーリーフは、カレーや料理に入っているのを、残す人も多いですが、私は食べます!
抗酸化作用や強壮作用があり、ビタミン類も豊富で美味しいから。
せっかく栄養価が高いのでたくさん食べられるレシピはないのかなと思っていたら、インド系マレーシア人の奥さんのお料理の先生に、カレーリーフペーストを教えてもらいました。
ちょっと辛かったので、辛さ控えめでちょっとアレンジして、クックパッドレシピに載せてみました。
https://cookpad.com/recipe/6824865
ご飯と食べると、なぜか海苔の味がすると感じるのは私だけでしょうか。。。似ている成分があるのかな。興味のある方がいらっしゃれば、ぜひ試してみてください。たくさん葉っぱが収穫できた時には一度に消費できるので気に入っています。
材料 (4人分)
カレーリーフの枝10本
シャロット2個
ニンニク2かけ
ドライチリ2本
干しエビ35g
塩小さじ1/2
水大さじ2
材料を油で炒めて、ハンドブレンダーでペースト状にするだけ!
その他、昔近所に住んでいたインド系の奥さんがひよこ豆を煮るときに入れていたのでそれにもよく使います。
栄養価も高く、薬効があるのでたくさん食べたいハーブの一つです。