- 運営しているクリエイター
記事一覧
ドブネズミよりも美しくありたかったのは誰なのか。「みんな死ね」と心の底から願ったとき、世界はひっくり返った。
「ベイビー・ワールドエンド」 堀内厚徳 全4巻
PAKU★☆☆☆☆ POKU★★★☆☆ BLACK★★★☆☆
夏祭の日、飼い主の「ゆー子ちゃん」と、散歩に出た犬のポチ。憧れの彼の誘いに乗った「ゆー子ちゃん」はひどい裏切りにあってしまう。裏切られた「ゆー子ちゃん」は心の底から願った。「みんな死ね」と。
「世界一優しくて、世界一残酷なファンタジー」の煽り文や、3巻「ゆー子ちゃん…どうして魔女にな
ひとりの普通の少年がいた。彼の名前は「プンプン」。当たり前の日常を当たり前に過ごしただけのたわいもない日々を知ってください。
「おやすみプンプン」 浅野いにお 全13巻
PAKU★★★☆☆ POKU★★★☆☆ BLACK★★★★☆
主人公の名前は「プンプン」。ごくごく普通の男の子。彼の態度ひとつとっても、かつてクラスに一人はいたと思われる少年だ。
しかし、家庭環境は非常に過酷。具体的なことは本編を読んで欲しい。「ありえない」身の上ではない。しかし、「あってはならない」身の上を歩む。
周りの大人たちをどこか冷静に観
フワフワドロドロの幽体離脱。足元のおぼつかないその世界で、確固たるものを掴むことができるのか。自分はだれ?あなたはだれ?
「ユウタイノヴァ」 押見修造 全2巻
PAKU★★★☆☆ POKU★★☆☆☆ BLACK★★☆☆☆
ひょんなことから幽体離脱ができるようになった主人公。毎日の様に幽体世界を満喫していた。しかし、幽体世界には幽体世界の関係性や、秩序があった。主人公はその世界で一人の少女をはじめ、様々な人物と出会い、学んでいく。
2巻の終わりは、「第一部完」といった感じで、完結はしていない様子。続きを書いてほし
今日も明日も明後日も、毎日は少しずつ変化しながら、変形していく。小さな小さな村で起きた戦争は、僕らの日常を確実に壊した。
「凹村戦争」 西島大介
PAKU★★☆☆☆ POKU☆☆☆☆☆ BLACK★★★☆☆
凹村は閉鎖された小さな小さな村。主人公たちは、そこで当たり前の日常を過ごしている。変わったことといえば、時々宇宙から「謎の物体」が降ってくる程度。それさえも彼らにとっては日常に過ぎなかった。
深く考えずに、流されるままにサラッと読むべき作品。SF漫画らしいが、それに分類していいのかも不明な、なんともいえない
空が地面で、地面が空で…。足元のおぼつかない世界では、踏み外しに注意しなければならない。
「隣町のカタストロフ」 菅原敬太 全3巻
PAKU★★☆☆☆ POKU★★★☆☆ BLACK★★★★☆
午前10時12分。天と地がひっくり返った。
最初はオムニバス形式で、何人かの物語が描かれる。しかし、ヒントは散りばめられており、話が進むにつれて徐々に事実が明らかになってくる。
世界がひっくり返ったがために繋がった縁もあり、切れる縁もある。無関係と思われた多くが実は関係がある場合もある。
事件の謎は霊に解決してもらっている。推理不必要の名探偵は、地縛霊と共に、壮大な謎を解くことになる。
「カコとニセ探偵」 光永康則 全4巻
PAKU★★☆☆☆ POKU★★☆☆☆ BLACK★★☆☆☆
霊が見えることで数々の難事件を解決してきた主人公。とある事件をきっかけに地縛霊と出会う。地縛霊が地縛霊となった理由は何か、そもそもこの地縛霊は何者なのか。事件を一つ解決すると、謎は一つ増える。
普通の探偵モノと思いきや、幽霊絡みの事件を解決していくこととなる。謎が謎を呼ぶ展開というのはまさにこ
口裂け女をご存知ですか?じゃあ、口裂け女がそうなった理由はご存知ですか?口裂け少女の、悲しく優しい物語の幕開けです。
「口裂け少女さっちゃん」 原作・大塚英志/作画・大橋薫 全2巻
PAKU★★☆☆☆ POKU★★☆☆☆ BLACK★★★★☆
口裂け少女のさっちゃんは、お母さんを探して街を転々としている。その口が耳まで裏返ると、醜い化け物になるさっちゃん。大切な人を守るために戦って、その旅に街を転々とする。
主人公のさっちゃんが小学生なので、母親を焦がれる思いなど、胸が苦しくなるエピソードもある。しかし、基
「ねぇ、王子様、なにして遊ぶ?」。バラの向こうは幸せの国。全てを忘れて踊りましょう。
「眠れる森のカロン」 茂木清香 全3巻
PAKU★★☆☆☆ POKU★★☆☆☆ BLACK★★★★☆
“一切の希望を捨てよ“との声に導かれ謎の屋敷にやって来たのは記憶のない少年。記憶は先まであったのか、元からなかったのか、もう思い出せない。彼を「王子様」と呼ぶのは、屋敷の主人「カロン」。
毎日楽しく遊んで過ごしていたが、この屋敷は何かがおかしい。気がついたときには、もう後戻りできないところま
雇い主のいうことは絶対。犬となっても任務は遂行する。国道246を拠点に、若き女殺し屋たちの日常は、いつも大忙し!
「デストロ246」 高橋慶太郎 全7巻
PAKU☆☆☆☆☆ POKU★★★★★ BLACK★★☆☆☆
様々な理由を抱えた女殺し屋たちの物語。タイトルの“246“は、彼女たちが国道246を中心に暗躍しているから。
女殺し屋たちは、雇い主は違えど、年齢が近い。街や学校で偶然会ってしまうこともある。様々な場所で顔を合わせていくうちに、不思議と互いに惹かれていく。
キャラクター1人1人が魅力的で、