100円ショップでもできる断水対策!(トイレ)
南海トラフ地震が近づいてきました。
もうこれは避けようがないことなので、準備したもの勝ちかと思っています。とはいえ、災害対策にお金をかけるほど余裕もないという人もいるのではないかと報道を聞きながら思っています。
そこらにあるものを使用もしくは、100円ショップで買えるものからでも、準備できるものがあるので、私の準備しているものなども踏まえて紹介していきます。まずは断水対策(トイレ)について。
断水時のトイレ(家待機)
水が止まるということは
トイレが流せない
お風呂に入れない(シャワーも浴びれない)
歯が磨けない
水が飲めない
ご飯が炊けない
などの支障がでてきます。まずはトイレについて想定してみましょう。
1.今すぐできる対策
お風呂に水を溜めておく
便座の後ろに水のタンクがついているものであれば、停電時でも水さえ溜まっていれば流すことができます。
1回のレバーで大で6~8リットル/小で4~6リットル流れます。
(普段は節水になりますし、断水時は特に使い分けましょう)
つまり、お風呂は平均的な大きさのもので200~280リットル溜まるので、トイレ1回6リットルとすると、約46回トイレがいつも通り流せるという事になります。(それだけで大分安心)
1日何回トイレに行くでしょうか?
一緒に暮らす方が多いと、46回では少ないと思うかもしれませんが、2人暮らしの方々であれば2日間はもつかもしれません。とはいえ、1回でも多くいつも通り使えたほうが良いと思うので、お風呂に水は溜めておくことをお勧めします。
入浴剤が入っていても、入浴できる温度帯のお湯であれば、トイレは流して問題ないそうです。お風呂を洗ってすぐお湯を入れて入浴という流れが良いのかもしれません。
2.100円ショップで買える対策品
消臭ごみ袋
トイレの水が底を尽きたら、ゴミ袋に用を足していくことになってきます。少しでも消臭効果があるほうが良いですし、中身が見えない方が快適さを保てます。ペットの糞やおむつ、生理用品を捨てるのにも大活躍なはずなので、買っておいて損はありません。20枚入りなどで売っています。なるべく大きいもので必要だと思う分買っておきましょう。簡易トイレ
100円ショップでは1回分の簡易トイレが売っています。(レジャーのところなど)基本的に消臭ごみ袋の大きいものと、凝固剤が入っています。水の流れなくなった洋式トイレ便座に消臭ごみ袋をかぶせて、用を足します。終わったら凝固剤を入れて固めて袋を結ぶというものです。1回分ではありますが、あると安心材料です。1回分簡易トイレはどちらかと言えば、車の中などに入れておく方が活躍機会が多いかもしれません。ウェットティッシュ
ウォシュレットはもちろん使えません。でもいつも使用している方はウォシュレットがないと気持ち悪いという方もいると思います。代わりになるかは分かりませんが、ウェットティッシュがあれば気が紛れるかもしれません。デリケートな部分なので、アルコールフリーのウェットティッシュを使用しましょう。100円ショップで3個入りなどで売っています。赤ちゃん用のおしりふきも売っているので、それもありです。ペットシーツ 室内でぺットを飼っている方(特に犬猫など)はペットシーツを余分に買っておきましょう。鳥や爬虫類なども尿や糞の処理をどうするか考えておくと良いです。屋外でトイレが済ませられるのであれば要らないかもしれません。
3.万全の対策準備
非常用トイレ
100円ショップの簡易トイレが100回分ほど入っているものが5000円ほどで売っています。2人暮らしなら、お風呂の水で2日間そのあと簡易トイレ(100回)で3日間くらいは持つかもしれません。ペットトイレ用の砂
凝固剤の様には行きませんが、非常用トイレが底付きでしまったときは使用する選択肢もあります。ビニール袋をトイレにセットして砂を敷いて用を足すということです。消臭力もそこそこあります。トイレットペーパー、生理用品、幼児おむつ 買い足しておいて、損はありません。生理用品は1回分のストックは必須です。お子さんが小さい方はおむつ、おしりふきの準備が必須です。
色々ありますが、庭がある人は庭で用を足すことも想定しておくと良いかもしれません。穴を掘るのか、身を隠すのか、そのためには何が必要か考えておくと安心です。
補足
ビニール袋は何にでも使えるのでとにかく必須です。100円ショップのものでも何でも構いません。買っておきましょう。
断水時のトイレ(屋外)
車内で生活、避難所生活の際はどのようなものでトイレ対策をすると良いでしょうか。
1.100円ショップで買える対策品
消臭ごみ袋(上記に同じ)
簡易トイレ(上記に同じ)
ウェットティッシュ(上記に同じ)
バケツ 便座がないので、用を足す容器がありません。バケツがあればバケツにビ ニール袋を敷いて用を足すことができます。車に1つ準備しておくとよいと思います。
ポンチョ 屋外で用を足すのはかなり勇気がいります。頭からかぶって、しゃがむと地面まで覆えるポンチョがあると恥ずかしさが違います。中の見えない不透明のポンチョもしくは、身体に巻き付けるエマージェンシーシートというものも100円ショップで売っているのでお勧めです。
2.万全の対策準備
ポータブルトイレ インターネットなどで折りたためるポータブルトイレが売っています。便座もあるので、座って用を足すことができ、快適なのではないでしょうか。凝固剤や、消臭ビニールもセットで売っているので必要な回数に応じて買っておくことをお勧めします。
トイレットペーパー 車内にもトイレットペーパーを常備しておくといざという時に安心です。ティッシュでも問題ない方はティッシュでも可ですが、なるべくいつも使用しているものが入っていると心の健康は保たれます。避難所でもペーパーが不足することがあるかと思うので、避難バッグに1つロールを潰していれておくと良いと思います。
それぞれ事情は様々だと思います。それぞれの形に合わせた準備をなさってください。そこまでお金をかけなくてもできることがあります。まずはそこから備えましょう。
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