『現代思想入門』を読むためのメモ(第一章 デリダ──概念の脱構築)
p.33
デリダ『声と現象』(1967) … フッサールの現象学に対する脱構築
デリダ『グラマトロジーについて』(1967) … 前半は基礎理論
デリダ『エクリチュールと差異』(1967) … 論文集。初期の代表作のひとつ。フロイトとかレヴィナスとか、いろんな対象について論じている
デリダ『散種』(1972) … 文体がより実験的、アクロバット的で、人を試すよう
デリダ『弔鐘』(1974) … 同上
デリダ『絵葉書』(1980) … 同上
デリダ『法の力』(1994) … より読みやすい
p.34
高橋哲哉『デリダ──脱構築と正義』 … 入門書。『散種』の第一論文「プラトンのパルマケイアー」の解説からはじまる
p.34
ドゥルーズ『差異と反復』(1968) … 主著。差異の哲学の代表作
p.41
ジャック・デリダ『ポジシオン』(高橋允昭訳、青土社、2000年、60頁) … (引用)古典的哲学における〜転倒させることです。
p.43
デリダ「プラトンのパルマケイアー」(『散種』藤本一勇・立花史・郷原佳以訳、法政大学出版局、2013年、104頁) … (引用)そのすぐ先のところで〜有害でもありうる。
p.44
ジュディス・バトラー『ジェンダー・トラブル』 … デリダの「本質主義批判」のおかげで、同性愛を名誉回復するための原理論を書くことができた
p.47
デリダ『根源の彼方に──グラマトロジーについて』上、足立和浩訳、現代思潮社、1972年、76頁 … (引用)文字言語。〜仮面なのである。
p.49
レヴィナス『全体性と無限』(1961) … 主著。自己──自己を中心にすべてを取り込んでいく「全体性」──とは無限に異なるものとしての「他者」に向き合うことの倫理性を論じる
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