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一日一善

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1日の中であった善いことを見つけるために書きます
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記事一覧

結局自分のレベルでしか考えられないからもっと心を鬼にして

結局自分のレベルでしか考えられないからもっと心を鬼にして

人の気持ちを想像することが多い。

この人はなぜ今この言葉を発したのか?
この表情はどんな意味を持っているのか?
この人は自分を守ってるんじゃないか。
昔同じようなことがあって傷ついたのではないか。
他に嫌なことがあって、それと混同してしまっているんじゃないか。

結局のところ自分の経験したことのある、自分のレベルでしか考えることができない。

例えば先日書いたゴミについての記事。

ゴミを取りこ

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「プライスレス」を「プライス」のように大切にする話

大好きな友だちがいる。

プレゼントをしたり、されたり、お世話したり、されたりする。
大好きだと、何をもらっても嬉しい。何をあげても、許してもらえるという信頼感がある。

気持ちばかりだけど。え、嬉しい!ありがとう。の、応酬は、プライスレスだ。
その後に始まるなんの駆け引きもない会話は、金曜夜に飲むビールの何倍も楽しい。

このプレゼントは〇〇円くらいしそうだから、お礼として半分の△△円のものを今

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ゴミュ二ケーション

ゴミュ二ケーション

たまにゴミ拾いをする。

右手に小さなトング、左手に小さなビニール袋。

ゴミを拾うぞと思って歩くと、これまで目につかなかったゴミが驚くほど目に入ってくる。

吸い殻、ペットボトル、空き缶。包装、ストロー、何かのかけら。靴、紐、プラ食器、ハンガー、シャツ。

きちんとゴミ箱に収まることなく、わざとか、そうでなくか、道端にこぼれてしまったものたち。

ちまちまと拾っていると、少しずつ見えてくることが

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席、譲らない、言い訳

しばらく並んでからバスが来て、儀式的に同じ動きを通過した乗客が次々と空席に収まって行く。
いつも通り自分の尻で埋めた元、空席の上でぼうっとしていたら、バスが発車した。

気づけば近くに高齢な女性が座席の肘掛けに重心をまさもたせながら立っている。

席を譲るべきだと思った。

だが次の瞬間、この人の持たれている肘掛けの席は空席であることに気がついた。
ふと、まてよ。と、頭の中が大急ぎで考えを巡らせだ

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