「助けてください」シドニーの中心で命乞い
Sydney survivalの活動は"助けてほしい"とお願いから始まりました。
コミュニティができた経緯は以下の記事。
活動の初めに行った事は、メンバーがこの状況にどう思っているかの確認でした。
※以下、実際のメッセージ
コロナによって仕事を失いました。
私達に仕事を下さい!
【今のオーストラリアの状況と思い】
シャットダウン、レストランの営業停止、テイクアウトのみ
レストランも社員のみで回せるので私達アルバイトはある日突然職を失いました。
お金を稼ぎたくても稼げない。
しかし、家賃や生活費は払わなければならない。
仕事も辞めて全財産をかけて、色んな思いを背負ってオーストラリアに来ました。
私達外国人が仕事を探しても見つからない。
オーストラリア政府は外国人である私達を守ってくれません。
仕事がないのであれば、自分達で出来る事を考えました。
どうか力を貸して下さい。
ロックダウンとなり、働き場所も失い、収入をしなった事が何よりの不安だった気がします。
その中で、「仕事をください」「力を貸してください」と、
助けを求める声を上げていました。
1日で作り上げた活動企画書
メンバーの気持ちを確認して決まったことは"仕事を作る"ことでした。
そうなってくると、僕たちに何ができるのかを示す必要があり
活動企画書という形にしました。
学校終わりの14:30からミーティングが始まり
資料作成が終わった時間が22時過ぎ。
この時の資料を見返してみて思ったことは、クオリティの低さです。
活動企画書としては、中身がなくただの"形"でしかなかったと思います。
ただ、このような活動を起こす時に大切なことは"クオリティ"よりも"スピード"です。
人は、何か新しいことを始めようとするとモチベーションが上がり
やる気に満ち溢れています。
しかし、2,3日経つとそのモチベーションは失われている事が多いです。
そうなる事が予測できたので、1日で作る必要がありました。
また、これは一つの小さな成功体験でもあり
1日で作り活動を始める事ができたからこそ、現在コミュニティとして
存続できているのだと思います。