ジェンダーなんて言葉でしかない。本当に大切なのは、目の前の人を見る事
この記事は、2000文字で少しだけ長くなってしまったけど、より多くの人に届いたら嬉しい。ジェンダーについて話すのは難しい。だけど、理解することは出来る。思いだけでも伝われば、いいかな。
LGBT(セクシャルマイノリティー)
LGBTについて最近考えている。考えてたどり着いた結果、語弊を恐れずに言えば「なんでもよくない?」である。
言葉はすごく大切である事は理解している。僕自身、かなりセンスティブなタイプだから使う言葉にはすごく気をつけている。
ここで言いたいのは、言葉として表す事は大切だが、表すと少し枠を設けてしまっている感じがしてしまうという事だ。
LGBTは、簡潔にいうと”心と体に違いがある人”と認識している。
つまりは、ゲイ、レズ、バイセクシャル(タイだと16以上の性別があるそう)に当たるものだ。
最初に断っておくと、僕はLGBTの人に偏見もない。日本にいた時にもゲイの友人もいたし、一緒にバンジーに出かけたりもしていた。
その考え方やばいと思う
LGBTと聞いて
・気持ち悪い
・変わっている
・理解できない
とかを言っている人がいるのであれば、正直ヤバイと思う。
そういう人は、見た目と言葉(LGBT)でしか人を判断できない。この類の人は、自分が正解だと勘違いをし周りを巻き込み、その人に対して攻撃を仕掛け始め、さらに追い込む。
中身なんて全く見ない。最低のバカだと思う。
まず、疑問にあるのが、なぜ自分は一般的(普通)と中心にいる程で話をするのだろうか。なぜ、自分の立ち位置、人間性を疑わないのか。なぜ、いつも相手に対して疑問を持つことが先行してしまうのか。
誰が誰を好きだっていい
僕は女の人が好きで、好きになるとその人のことばかり考える。
どこに出かけよう、何を一緒に食べよう、何をしたら喜んでくれるかな、と
そんなことばっかり考えている。
世の中は僕のことを普通と言うだろう。なぜなら、男が女を好きになっているから。
(僕は普通という言葉が嫌いですが、分かり安くする為に)
じゃあ、この世界が男は男が好き、女は女が好きと言う世界になったとする。
僕の立ち位置を考えると、僕は変わり者になる。
僕は「なぜ、みんなは女の子が好きじゃないの?」と疑問を持つと思う。
だけど、周りからは変わり者として見られ、世の中から浮いてしまう。
男が女を好きと言う考えを真っ向から否定されることになる。
そう考えた時、恐怖であると同時に、なぜダメなのかと疑問を持つと思う。
もっと、僕の考えが世界に広まり、世の中の普通になればいいのに、なんて思い始めるに違いない。
僕は、LGBTの人はそう思っているのではないかと考えている。
ここの結論で言えば、だから誰が誰を好きになったっていいし、表現をすればいいと思う。
より多くの人に知ってもらいたい
僕はLGBTと言うものをより多くの人に理解してもらいたい。それは、日本の友達がより過ごしやすくなればいいなと思うと同時に、世界ではLGBTに対して(いい意味で、ざっくりいうと)なんとも思っていないから。
オーストラリアに来て、より実感した。
同性で付き合っている人は周りに多くいるし、公園で手を繋いで楽しそうに歩いているのをよく見かける。
正直、僕も最初は、驚いたし戸惑っていた。日本では見ることがない光景だし、自分と違う感覚を目の当たりにしたから。
だけど、それもなれてくるもので、なんの違和感も感じなくなって来たあたりから、”なぜ自分が最初、驚き戸惑ったのか”を考えた。
何もわからないし、何も理解していないから
これだった。どんな事にも共通していると思う。自分と全く異なる人の意見に対しても一方的にアゲインストしてしまうのは、相手の意見を理解していないから。理解していないものを受け入れることなんて誰もできない。
ここで大切になってくることは、知ろうとする心だとも思う。
自分から歩み寄ってみる。そうすれば、相手の気持ちや考えを理解できる。
そうすると、相手も歩み寄ってくる。理解し合うのは至ってシンプル。
コミュニティで行う意味
実は、コミュニティでLGBTについてゲストスピーカーを招きお話をしてもらう。
LGBTの理解と特別でないことを知ってもらいたい。
僕たちの世代は、これから親になる人たちが多い。コミュニティに属している人も20代が多い。
僕は、このLGBTの考え方をノーマルにしたい。LGBTだからと言ってアゲインストして欲しくない。LGBTの在り方を変えることが出来るのは、これから子育てをする人だと思う。
「LGBTってこう言うことなんだよ?だから....」なんて、子供達に理解してもらうことができたら、LGBTはノーマルになる。
僕たちが生きていく上で一番の問題は、人間関係だ。
人間関係をよくしていくために、相手を理解することが大切だと思う。
相手を理解すると言う意味で、コミュニティメンバーにはLGBTを理解してもらいたいと思ったから今回はお願いをした。
どうか、参加してくれる人たちだけでも、分かってくれたら僕は幸せ者だ。
この記事を見て、ご参加していただける方がいると嬉しいです。
ぜひ、Sydney survivalのコミュニティーで取り上げますのでよろしくお願いいたします。
イベントの最後に、必ず感動する出来事があります。その時は、暖かい目で応援してください。みんなの優しさが、人を救う。
追記
行ったイベントの記事
と、自分のマイノリティーを出した友人の動画