自宅栽培のコーヒー豆を自家焙煎して飲むまで
コーヒーの木って実がなるの?
自家焙煎って、素人ができるの?
そうですよね、私もそう思いました。
あきらめずに育てたら、一昨年コーヒーの木に実がなったんです!
夢膨らんで埼玉のベランダ発コーヒーを飲みたくなったんです。
コーヒーの木に出会って、豆の焙煎まで、足かけ何年?!
noteのお題にのっかって、
#私のコーヒー時間 をレポートします。
コーヒーノキ栽培は「幸せになりたい」からスタートした
20代後半から30代前半、仕事が楽しくなりました。
それに相反して、周りはどんどん結婚。
そんなハズじゃなかったんだけれどなぁ…。
急に寂しくなった私は、他力本願のゴンゲと化しました。
占い、神社、飲み会…。
やがて「実がなると幸せになれる」という、ワイルドストロベリー栽培の一大ブームがドーンと目の前に!コレだよコレ!
ワイルドストロベリーは、ふつう食用にされるオランダイチゴ(Fragaria × ananassa)を小さくしたようなかわいらしい草姿が特徴で、花壇やコンテナをはじめ、グラウンドカバープランツとしても使われます。果実はフルーティな香りが魅力で、古くから食用や薬用に利用されています。葉はハーブティーにもなります。
出典/みんなの趣味の園芸(NHK出版)より
さらには、UCCコーヒー博物館の講座のお土産でもらった、コーヒーノキの苗。
「実がなる」まで頑張れば、私のプライベートも実を結ぶ!
ワイルドストロベリーとコーヒーの木。
私は、この植物たちに運命を託すことにしました。
すぐに買ったのは、上の写真のような手回しミルと、ドリップケトル!
妄想は、映画のカフェシーンにまで飛び…
美味しいモーニングコーヒーを淹れる素敵女子が、頭の中に出来上がっていました。
で、ストロベリーの実がなって、すぐに幸せになったって??
・・・・・・
エスプレッソより、苦い思い出です。
とうとう実がなった!
時は流れ…
結婚後も、コーヒーは諦められず。
トライしたのが、三代目の今の木です。
100均と花屋さんで買った苗の2本。
上手くいけば、5年で花が咲くといわれるコーヒーノキ
6年目に、花芽がついたんです。
色めきたって、手網焙煎器と生豆を購入。
カセットコンロで、焙煎練習をはじめました。
↑見事にコゲちゃってますけどね。
そして…8年目
ようやくよくやく花が咲きました!
(6年目の花芽は台風でサラバ)
その花は、実を結び、一昨年たった4gの実が収穫できたんです!
コーヒー一杯に必要な量は、およそ10gですから、まだ飲めません。
ベランダから自家焙煎へ
コーヒー産地での栽培の基本は、地植え。
しかもエチオピアやブラジルなど、熱帯地域での栽培に適しているだけに、日本でとれるのは、小笠原や沖縄などごくごく一部。
それをですね、埼玉のベランダから生み出そうっていうんです。
まず直射日光と冬の寒さに弱い。
雪や酷暑にハラハラし、部屋の中に避難させたり、日陰を作ったり。
まぁ、それはそれは過保護に育てました。
(一般的に観葉植物として、室内で育てることは可能で、美しく、素敵な葉ですよ!)
それだけに、たった4gの豆を、未熟な腕で、焙煎するわけにはいかない。
収穫できてからは、いっそう焙煎特訓に熱が入りはじめました。
そのときに出会った本がこちら
この本を読みながら焙煎し、香り、音への感覚が分かり始めました。
生豆の種類と道具と私の腕、どこがどう整えばいいのか?
たまに、良い感じで焙煎できるけれど、今日はコゲたり。
試行錯誤が続きます。
そうこうするうちに、私にとって画期的な焙煎方法が見つかりました。
続きは、次回へ…
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