奥村土牛〜山崎種二が愛した日本画の巨匠 第二弾〜
週末は久しぶりに用事で都内へ。
山種美術館へ行ってきました。展覧会、丁度初日でした。
行ったばかりのような気がしていましたが、前回行ったのが5月末。よく考えたら夏になる前でしたね。あれからもう5ヶ月半も経っていたとは💦
今回は奥村土牛氏の展示でした。
上のポスターにもなっている桜、とても有名ですね。醍醐の桜だそうです。醍醐の桜、いつか実物も見てみたいものです。
氏の絵をこれだけ一度にたくさん観たのは初めてです。40代半ばから名声を高め、101歳に及ぶ生涯を通じて日本画に取り組まれていらしたようですが80歳を超えてなお、
死ぬまで初心を忘れず、拙くとも生きた絵が描きたい
芸術に完成はありえない
どこまで大きく未完成で終わるかである
と語り、画業に精進し続けたとか。絵の美しさもさることながら、本当に頭が下がります。
一点だけ撮影可だったので、ご紹介を。屏風に描かれたうさぎです。
あまり写真だとわかりませんが、毛の一本一本ほわほわしたタッチがとても素晴らしかったです。
撮影不可なので写真はありませんが、《鳴門》の渦潮の絵は圧巻でした。絵はがきも売っていますが、残念ながらこれは絵はがきだと伝わらないので購入していません。
会期は1月23日迄なので、タイミングがあえば、母を連れて再訪するかもしれません。
もし日本画がお好きな方で恵比寿近くに行く用事があれば、是非足を運ばれる事をおすすめします😉
やっぱり本物を自分の目で見られるって素敵な事で。去年はトーハクや戸栗美術館の会員だったのに全然行けず。今年になって少しずつ色々見に行ける様になって嬉しいです。
来年、もっと状況が良くなりますように💓