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嫌われる勇気のその前に 理解しておくともっと生きやすくなること

こんにちは。
心のセルフケアラボ、サリューナです。

他人のことが理解できない時、なんでこんなことするんだろうと思いますよね。

自分の中の常識では到底考えられない。

それが自分の子供だったり、パートナーや親だったりすると尚更。

一緒に住んで同じような価値観を持っているはずなのに、なんでこんなに違うんだとびっくりします。

それが上司とか友達、義理の家族だと、怒り心頭でもそれを本人に直接表現できません。そして愚痴るか我慢するしかない…。

私はこれが起こるのは、

他者と同化している

からだと思っています。


自分の感情を表現することより相手の気持ちや立場を察して直接言えません。

それは、相手も自分と同じ価値観で生きているはずだとどこかで信じているから。
そしてそれはいつのまにか

相手も自分と同じ価値観で生きているべきだに変わります。

ここです。ここが問題なんです。

相手も自分と同じように考えたり感じたりする方が正しいと本気で思っています。(私も長年そうでしたし、いまだにそれがひょこっと顔をだします)

だから"自分のように"心が優しくない人が理解できないし、自分も相手と意見を合わせなきゃいけないと思うんです。

そもそも人はそれぞれ考えも感じ方も違うのが当たり前です。

私がそう思わない、相手が同意しない時、それを認めるし認めてもらう関係が本当に良好な関係です。

私はその自己主張がうまくできませんでした。だから子供の時からジャイアンみたいな女の子になぜか好かれ友達になっていました。


嫌いなら離れればいいし嫌なことは嫌だとはっきり言えばいいんです。でもそれがなかなかできない。

大人になってからもありますよね。
嫌いな上司や同僚、ママ友がいるけど、その人から嫌われないようにがんばる自分。

嫌われるのが怖いんです。自分はその人が嫌いなのに、自分が嫌われるのは嫌なんです。

なぜでしょう。

それは

ありのままの自分が拒否されるのが怖いんです。

その人にどう思われるか、嫌われるかではなく、誰かにこの"素の私"をダメ認定されることが問題なんです。

相手が誰であろうと、嫌な書き込みやコメントされたら凹みますよね。
匿名の誹謗中傷で傷つくのもこれと同じメカニズムです。

こんな私で生きてますけど何か?

と本当に思っている人は強い。
私はみうらじゅんさんが大好きなんですが、その魅力はここだと思います。


そのままの自分を出して、嫌なことは嫌と言って、自分はこう思うと伝えられる。


それでうまくいかない関係なんて本質的な愛じゃないし一方だけが我慢するなんておかしいですよね。

それが例え上司でも同じです。
自分を傷つけてまでやらなきゃいけないことなんてありません。
それは今できません。私はこう思うんです。と言える関係はあなたにしか作り直せません。

ノーと言うのに理由なんかいりません。
自分はそれをしたくない、興味がないそれだけです。

それで我慢して本音を言わないで心の中で文句言われてちゃ相手だってたまったもんじゃないと思います。

義理の家族や切りたくても切れない関係に対しても同じです。嫌なのに合わせるからイライラします。
そして爆発して強く言うはめになる。

だったら普段から軽くそれは興味ないとかできないと小出しにNoを突きつけて慣れてもらいます。
この子はこうゆうこなんだ。あちらの思い通りになんでもやる人じゃないんだと。

他者は他者の世界観の中で生きています。だから、自分にとってありえないことも、その人にとっては正解で正義なんです。

それはこちら側も同じです。

きっとあちらには到底理解に苦しむ価値観を自分は持っていることを自覚しましょう。そしてそれは許されています。

あなたはあなたの価値観のもとに生きていいんです。

そしてその自分を表現した時、離れて行く人、責めてくる人はもれなく

他者と同化している人(=みうらじゅん風に言うと、"どーかしている人w")

です。だから、それはその人の問題であってあなたが責任を感じることではありません。

あーこの人はまだ他人も自分と同じ価値観だと信じてるんだなあ。
そうじゃなきゃいけないと思ってるんだなあ。
どーかしてるなあ。

と、一つ上の視座を持ってください。

いつも読んでいただきありがとうございます。
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これからもありのままの自分で生きられるヒントを発信していきますのでよろしくお願いします。

サリューナ

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