こんにちは!conditioning salon ao大本一徳です。
今日は痛みの捉え方についてです。
痛みと言われて皆さんはどのようにとらえますか?
苦しい?良くないもの?辛い?などネガティブな意見が多いかもしれません。
特に西洋医学的に考えてしまうと痛みは悪者になりやすいです。
では、ヨガやボディーワーク的な視点から痛みを見ていきましょう。僕自身、ヨガやボディーワークの視点から痛みを捉えられるようになってから痛みに対する考えが変わりました。臨床上、なぜ痛みが良くなる人と良くならない人がいるのかの一つの参考になると思います。
西洋医学的な痛みの捉え方
まずは、西洋医学的な痛みの捉え方はについてです。そもそも、西洋医学がどこか部分的に問題点を見つけて治療するという観点から考えると、問題点=悪者と捉えられやすいように思われます。医療がマイナスの状態を0に戻すと考えると必然的に必要な考え方です。
ヨガやボディーワーク的な視点ではどう捉えるのでしょうか?
ヨガやボディーワーク的な痛みの捉え方
ヨガの視点での痛みについては人により表現は違いますが「痛みはギフトである」、ボディーワークの視点で見た時の痛みは「痛みは使いすぎた場所、どこか使いきれていない場所がある」です。どちらも痛みをポジティブに捉えています。
では、そもそも痛みとは何なのか?
痛みとは身体から出る警告信号です。関節や筋肉、骨、内臓といった構造が、「これ以上使い過ぎたら壊れるよ」とお知らせしてくれているんです。痛みとは身体から出る警告信号であり、身体を守るためのポジティブな反応と捉えることができます。それは、ヨガやボディーワークの言葉を借りると「気づき」なのです。なので、痛みを伴う時点で何かを変えた方が良いという身体からの反応であり、変えるべきものは何なのかと言われれば、身体の使い方であったり、食生活であったり、思考パターンであったり、生活環境であったり、自分自身や周囲にあるありとあらゆるものです。痛いのは辛くて苦しいものかもしれませんが、実は自分にとって大切なことを教えてくれる気づきなのかもしれません。
まとめ
西洋医学的な痛みはネガティブな思考になりがち、ヨガやボディーワークの視点では痛みを気づきと捉えてポジティブに捉えていると言えます。
余談ですが、医学書などで疾患の原因が原因不明となっていることがとても多いです。それは西洋医学は関節なら関節、筋肉なら筋肉と部分にフォーカスを当てる概念なので、痛みを出している部分以外の関節や筋肉、また思考や生活環境などの他との関わりをあまり見ていないからです。逆に言えば東洋医学的な視点は全体を見るので痛みの根本的な原因が見えやすかったりします。(痛みの根本的な原因は痛みの出ている場所にはないと言えるでしょう。)
終わりに
痛みを視点を変えて、ポジティブに捉えてあげることで、今まで苦痛だった痛みすらも愛おしく感じることができる、そんな考え方を持つことが痛みから解放される一つの手段かもしれません。
考え方はわかったけど、実際にどのように痛みと付き合ったらいいかわからない、もっと詳しくこの話を知りたいなどありましたらぜひ当サロンまでご連絡お待ちしています。(ご連絡は公式ラインがおすすめです)
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