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売上倍増計画をプロデュースするヒット商品サポーター 中小企業診断士の足立早恵子です。
読んで頂いてありがとうございます。

先日、中小企業診断士仲間の茶人江口 英樹さんの茶事にお邪魔しました。
江口さんのお茶室はご自宅近くにアパートを借りて設えておられ、「アジト茶事」と称して週末に茶会を開かれています。
数年前に茶事をされていることを聞いてからぜひ参加したいと思っていたのですが、先日お会いした時に1人でも大丈夫ということで一客一亭の茶事に招いて頂きました。
茶道は大学生の頃から数年嗜んでいましたが、「仕事が忙しくなったのでしばらく休みます」と言ってお稽古に行かなくなってからいつの間にか約30年が経ってしまいました。。。
(先生は遠い親戚の方だったので、時節ごとに御挨拶はしてました。)
そんなわけで、お作法もうる覚えの非常にお恥ずかしいところですが、お点前を拝見しているといろいろ思い出し、案外覚えているものだと感じました。

お茶事の楽しみはまずお茶やお菓子、そして、懐石料理とお酒。
能登の復興支援を兼ねた石川県のお菓子やお酒はとても美味しかったです。
そして、お茶も堺の事業者さんのこだわりの品で、通好みながらマニアック過ぎずという感じで飲み口がとても良かったです。
お茶好きとしては至福の時間です。
懐石料理はすべて手作りで、亭主の心づくしに感動でした。
さて、お茶事のもう一つのお楽しみはお道具を拝見すること。
良い品だけど書付がないなど、まさに掘り出し物といったお品を多数所有されていて、その裏話を伺うだけで楽しかったです。
もっと知識があれば、さらに楽しく伺えたのに…と少し残念で、次回お邪魔する前に勉強しなければと思いました。

さて、そんな中でお話していたこととして、日本ではお茶を嗜む人が減っているという点。
昭和の時代には若い女性が花嫁修業の一つとして茶道を習うというのが一般的で、茶道人口も右肩上がりに増えていました。
しかし、現代はそういう習慣はなく、多くの人にとって身近なものから敷居の高いものに変わってしまっています。
本来、茶道は武士の嗜みであり、茶席が政治がらみの話をする場でした。
であれば、フランス人などを中心に茶道文化に関心を寄せる外国人が今、茶道の心得を持つ企業経営者が茶席に外国人の取引相手を招いて商談すれば優位に話を進められるのではないかとも思ったりします。

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