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7.[ワーク005]掘り起こすとは、何から?どこから?
掘り起こすとは、何から?どこから?
◯結論
まず、すでに社内にあるものの中から掘り起こしていく。
今回、7記事目、
まだ、ほぼ読者もいないであろう認識で、
回を追う中で、ゆっくりと説明しようと考えていたが。
いきなり、
社内営業情報「資産」を掘り起こそう、
と言われても、
「何を?」という場合もあるかもしれない。
改めて説明するまでもなく、
書いているまま、社内にある情報から抜き出せばよい。のだが。
それを難しく考えて、こんな段階で止まってしまっても、全然意味がないため、
中小/零細企業の社内の営業情報資産として、
簡単に、以下に一例を上げてみる。
例)
見込み客、顧客、失注客も含め、
・データベース
・購買履歴
・販売統計
・サービス記録
・手紙/FAX、メール
・問い合わせ内容の記録
・インタビューの記録
・フィードバック記録
・クレームの記録
・従業員からのフィードバック記録
・日報/週報/月報等の報告書
・組織内の業務フロー、手順書、ポリシー、マニュアル等の文書
・定例会議やプロジェクト毎のミーティングの議事録
・プロジェクト毎の進捗状況、成果等の報告書
・新入社員及び職位/各階層毎、等の教育/研修資料
・社内SNS
・Chatwork、Slack、Discord等のチャットツール
・市場調査等各種調査データ(自社作成、外部レポート等)
会社によって、上記名称等は異なるだろうが。
いずれにしても。
これから、このnoteでお伝えしていく項目を掘り起こしていくこと、
それを共有して、成果を上げていくことが一番の目的である。
上記のような諸々のものが、
現時点では、全部揃っていなくとも、
体裁として揃っていなくても、バラバラに保管されていても、全く問題はない。
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もちろん、もうすでに、
・CRM(顧客管理システム)
・SFA(営業支援ツール)
・BI(ビジネスインテリジェンス)
などのツールを導入しており、
そこに上記情報があるのであれば、そこからの掘り起こしは、
より効率的にもできるかもしれない。
また、これらのツールを導入するまでではないが、
エクセルやGoogleスプレッドシート等でまとめていれば、そこからも掘り起こせる。
以前に比べると、
近年では、確かに、中小/零細企業でも、
点線下のようなツールの活用も進んでおり、
ツールの活用で、より効果的/効率的な営業活動が進められるが、
現在、導入されていなくても、
焦ってすぐに導入が必須ということではないと考える。
まずは自社内にあるであろう、
点線より上のような資料等から、
社内で、若手/新人セールスパーソンを含め、
全セールスパーソンに対しても共有を推奨する、
今後お伝えしていくトピック項目の、掘り起こしを進めていこう。
●今日の、営業情報資産の掘り起こしワーク
これらの社内情報資産を掘り起こし、共有しよう。
すでにあるのなら、それは、共通化されているか。
されていなければ、過去の事例を掘り起こしながら、
以下の通り、とりあえずでも、基準を決めて、
共有化しよう。
自社内には、今回上げたような中で、どういう記録があるか。
紙、データ共に、明らかにしていこう。
今回は、以上。