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昨今のハードオフ。(2021年11月号)

残暑お見舞い申し上げ損ねまして候、流浪のハードオフ探訪記も秋冬編突入でございます。例えば大学の秋卒業や9月1日付けでの転勤、そうしたライフイベントにもリサイクルショップ充実が付き物なのです。つまり掘り出し物に出会えるチャンスタイム、身軽になりたい金策に転じたい皆様との利害も完全に一致する。11月号は個人的にかなり豊作でしたよ、趣味全開でスタート。

評価はハッキリと二分した、強烈な信者と強烈なアンチによって。とはいえ主宰はブランク期間も含め間もなくドラム歴20年を数える。長年の夢だったドラムパッド導入も遂に現実味を帯びてきたか。6か月保証で2万円台後半、ここをどう見るかですね。もう少し上乗せできれば新品も手に入るところ。大人しくサラピンを買っておくべきなのか。。

30過ぎて、なんか新しい趣味を見つけたい。音階楽器挫折組として、アップライトベースへの憧れは到底捨て切れない。形から入るタイプの人間にとりましてここまで様式美を感じられる楽器は正直見たことがなく、ただ買った手前乗りこなせている未来も描けず。おもちゃの延長線上かつミドルレンジあわよくば上位機に肉薄のコンセプトで。定価の半額。これも非常に迷う。

我が家のレコードプレーヤーもめでたく40年戦士、最近近くの店舗に入ってきた新顔もまた40年戦士で。何か底知れぬシンパシーを感じ、サブ機に迎えようかとも考えたのですがいかんせん800円というジャンキーな価格設定、しかもDJ機器でなく打楽器コーナーに雑に積み上げられる形で鎮座している。打楽器経験者である主宰の目に触れるよう敢えて並べたつもりですか?!

比較的最近の中古市場、つまり1万円強で手に入るアナログ環境の相場と訊かれたら例えばこの位。すなわちこの時代、敢えて新品を買うべきなのかという至上命題へとぶち当たる。発送状態、保証期間等々突き詰めていくと限りなく疑心暗鬼の境地へと行き着く現実。それでも数年使える品質に拘る理由、中古品とて出来る限り長く使いたいからや。

https://aucfree.com/m/items/e193491598

中古ベースアコーディオン、半年保証で16,000円というのは皆さん。どうすかこれ。41鍵の他機種相場を概観した時浮かび上がってきた衝撃の事実、「0が一つ足りないのでは」。否、ジャンクコーナーではなく確かにスネアドラム数台の横に座したもう代物でしたがしかし。とてもじゃないですが手は出せそうにありませんでした。

1台持っておいても損のないMIDIキーボード、両者ともに丁度定価の半額程で販売中。保証期間は6か月。シンプルなデザインと必要十分の機能を備えつつ、チャンネル切り替えの手軽さからユーザーが密かな増加傾向にあり。主宰も噂には聞いておりましたが実機に出会ったのは初めてで。言うてる間に陳列棚から消える恐れもある。

リサイクルショップ最大のタブー、つまり中古パソコン買うのってぶっちゃけどないですのんというお話で〆ます。別記事でご紹介した通り、ファームウェア開発にやや消極的な某リンゴ社さん。ある種、愛するハードウェアを使い続ける為の最終手段。しかし保証期間は相当ネック、新品を買うよりも遥かに富裕層の遊び感は強い。些か博打が過ぎる。。

(次回更新は、新年1月頃を予定しております)

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