虎に翼82話(一美)
杉田兄弟が 深田を麻雀に誘ってる
寅子「私が参加しましょうか?」
「はぁ…⁇」
「お好きなんですか?」
寅子「い…いゃ やった事は
一度も……」
杉田「そんなもん 無理やて」
寅子「はて…深田さんには
当日 教えてあげるって おっしゃってたじゃないですか」
杉田「女は麻雀なんかしない方が いいんですて」
寅子「はて どうしてですか?」
…………
寅子「高瀬君は麻雀のやり方を知ってる?」
高瀬「あ、いゃ…」
寅子「そうよねぇ 図書館で本を借りようかしら」
*図書館 あはははは🤣🤣
……………
学校の帰り道
「あれっ 優未ちゃん ひとり? そらったら一緒に帰ろて」
(『そういう子に もっと自分から声かけてみたら…
お友だちに なれるかも…』)
母の言葉を思い出す 優未
優未「……… うん (一緒に帰る)」
・麻雀を通じて仲良くなれるかもしれない と考える
寅子
・もっと自分から…を やってみようとする優未
母娘で おんなじところに
チャレンジしてる。
…………………
本庁で 寅子が初めて
受け持つ刑事事件の裁判
19歳のモトキから
カバンを引ったくられた事に激昂し、同人に全治3カ月を要する障害を負わせた
20歳の被告人。
19歳のモトキ自身も
市内で頻発する“連続引ったくり事件“に関わっている として『少年部』で審判を受けていた。
本件は
被害者の少年が起こした
窃盗事件がきっかけ。
情状酌量を求める。
被告人「少年だゃー
俺、二十歳らい
そんで こっちでニヤニヤしてる こいつは19
この差って 何だや!」
…………
寅子「家裁は 当事者たちの幸せを考えて事件を見ますが、 刑事事件は 目の前に居る人間が罪を犯したのか
犯してないのかを
公平な立場で見極める。
どうしても 私は
彼らの人生に想いを馳せてしまう。
いゃ〜法律で決まってるといえば それ迄なのですが…
家裁での経験が生かせるだ なんて 言ったことが恥ずかしいです」
涼子様「それは違うんじゃなくて… 貧困が理由でもない少年犯罪が増えてきたと…
新聞で。
だからこそ
多くの子ども達や ご家庭を見て来た寅子ちゃんだから
見極められる真実がある」
涼子「今度よかったら 日曜日にいらして…とっておきのモノをご用意致します」
寅子「あ〜〜楽しみ!」
……………
そして日曜日の朝
寅子「優未 一緒に行きたいなら いいのよ」
優未「優未 稲さんと 一緒にいたいの」
内心フクザツな寅子
………………
『ライトハウス』
航一は 先に席に着いていた
「佐田先生
またお会いできましたね」
寅子「美佐江さん こんにちは」
涼子「今日の とっておき
スグにできますから お待ちになってね」
あの日のおまんじゅう
法廷劇『毒饅頭 殺人事件』
寅子「懐かしいわぁ」
美佐江「佐田先生 質問してもいいですか?
先生は法律を どう理解されていったのですか」
寅子「う〜ん私は法律を学び始めた時、事件の関係者を
自分の家族に当てはめていたわ。そうすると判例が自分ごとに置き換えられる。
要は理解の糸口を 1個見つけることね」
美佐江「家族に当てはめる。 やってみます」
寅子「法律の世界は楽しいですよ」
楽しい時間は
あっという間に 過ぎて…
寅子は玉ちゃんと片付け
寅子「玉ちゃん 勘違いだったら ごめんなさい。でも…
お店に来るたびに
玉ちゃんの様子が ずっと気になっていたの
なんでも話して…」
玉ちゃん「寅子さんの気持ちに甘えていいならば…
お願いがあります
お力を貸してください。
お嬢さまを自由にして
差し上げたいんです。
一美