虎に翼94話(一美)
自分に正直にね
ライトハウスで…
一人で食事をする航一 に
涼子「 一つだけ よろしくて」
航一「ええ」
涼子「トラコちゃんは
昔から お気立てが よろしいけれど 全方位に愛がお有りで、恋愛ごとの機微のようなことには無頓着ですの。
ですから…
後悔なさらぬように」
*"トラコにでもわかるように" 明確に意思表示をなさって… ってことかな
一美
……………………
佐田家で…
花江を迎えての
超 嬉しい ひととき
「(花江)お嬢さまが
こんなに立派になられて
稲 はもう 胸がいっぱいです」
…………
その晩の
寅子と花江
寅子「こうして花江と二人きりで話せるのも 久しぶり」
花江「寅ちゃん 私に何か
言うこと 無い?」
寅子「はて」
花江「言う気が無いなら
仕方がないわねぇ」
花江:ぅ〜〜ん
「ここからが本題です」
寅子「え」
花江「手紙で優未から聞いたんだけど…
最近 いいひと がいるんですって?
その方とのこと、尻込みしているのを"優未のせい" にしたらしいじゃないの!」
寅子「えっ 私は そんな…」
*でも そういうことですよ
:一美
花江「少なくとも 優未は
そう思っていて
私に助けを求めて来たんです」
*助けを求める
あははは🤣
この時
優未が 襖を開けて
顔を覗かせた…
花江「優未 ダメじゃない
盗み聞きしたら」
寅子「どうしたの?」
優未「なか 見て!」
お守りを渡す 優未
優未「お父さんからの手紙」
寅子「本当…⁇?」
花江「知らなかったの?」
寅子「だって… お守り開けて 中身、見ないじゃない」
【優三からの手紙】
寅ちゃん
もし寅ちゃんの元に
帰ることが できなかったら
そう思って この手紙を
したためています
僕の望みは 前に話したけれど
もう 一つだけ
望みを増やしていいですか?
弱音を吐くことができる人
正しくない寅ちゃんも
好きでいてくれる人を
見つけてください。
できれば 心から恋して
愛せる人を 見つけてください。
でも…
見た目とか
甘い言葉をささやく相手に
ダマされちゃいけない
*寅ちゃんは 男性性に恵まれているから ダマすような男は出て来ない と思いますよ :一美
手紙は続きます
寅ちゃんと優未を
スン!とさせる相手はダメ
寅ちゃんと優未を
縛る相手はダメ
寅ちゃんを心底 愛せない
相手はダメだ!
*男性性の "守りたい欲求"
・父親の 娘への愛
・穂高の 寅子への慈しみ
にも この↑庇護欲求は
見受けられましたね
優三さんからの手紙の
ここから↓が 凄い
でも…
その人を前にして
胸が高鳴って仕方ないのなら…
その人が好きなら…
今、書いたことも
* 凄い……涙.…涙
僕(のこと) も
全て忘れて
その人に飛び込んで行って欲しい
*ここ 結婚の真骨頂ですよ
涙…涙 涙
寅ちゃん
自分を信じて
↑
*結婚のベースって
ここに在るんです
一美
そんな寅ちゃんを
僕は信じる
優未も
お母さんを信じて
優未のことを
ずっと見守っているよ
二人のことを
誰よりも
何よりも
一番 愛してます
*凄いな
優未の男性性も
かなり安定していて
確信のあるものですね
優未は 全うな結婚が
できそうです
……
肩を震わせ
泣きながら
手紙を読む 寅子
【一番 愛してます】が
寅子に 浸透する。
…………………
翌朝
花江の お見送り
花江「寅ちゃん
自分に正直にね」
*↑ここを引き出すのが
結婚です。
*書きたいことは 書いたから
ここで お終いにしたいけど…
もうちょっと :一美
……………
支部で…
高瀬、小野を前に…
寅子「やっぱり 二人の好きにしたらいい と思う」
*当たり前だわ
(と 一美は番組を見ながら
つぶやいた)
他に どんな道があるの?
一美
寅子「二人が納得する方法でやってみるのがいいと思う」
*他に道は ありますか?
寅子「二人の結婚とは?
の答えを 見つければいい。
それで 失敗したら
それはそれで
いいんじゃないかしら」
一美 同感。
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