虎に翼85話(重遠の孫)
寅子「嫌でなければ 週に何度か...お店(ライトハウス)を手伝ってもらえませんか?」
稲「私がですか?」
寅子「優未と私はいずれ この土地を去ります
私 優未が友達がいないと言った時何を言うのが正解だったか
ずっと考えていました。心のよりどころが一人だと関係が対等から特別になっていびつになっていく..失った時なかなか立ち直れない」
稲「ありがとうね こんな年寄りのこと親身に考えてくださって」
(寅子は「正解」を信じている。
その「正解」が、他者の「解」を包摂して行く事は、果して可能なのだろうか⁇?
もう一つ。
「対等」vs「特別」?⁇)
優未「私よりどころならたくさんあるよ。
お母さん 花江さん家族
直明お兄ちゃんに 道男お兄ちゃん。それに 稲さん。
お絵描きもお料理も好き。
あと歌うのも」
(こんなに「いい子」で、
優未大丈夫⁇?)
・・・・・
稲「ほら。フフフ」
玉「お嬢さ…
あっ じゃなくて 涼子ちゃん。
準備が整いました」
涼子「じゃあ 休憩にしましょうか」
涼子、玉、稲 3人体制の「ライトハウス」
・・・・・
航一「佐田さん。明日の夜お時間ありますか?
杉田弁護士主催のマージャン大会一緒に行ってみませんか?
遊び方を覚えてもらいたいんです。そうすれば本庁の連中を誘ってマージャンができますから」
(航一は、目的意識で律することで心のバランスを保とうとしている... 「僕は どちらかと言えば、溝を自ら作りにいくタチです」)
航一「突然 すみません。
佐田判事と娘さんとそして私です」
突然泣き崩れる太郎
次郎「びっくりしたね。
そらろもお嬢さんの
せいじゃないよ。
兄は長岡の空襲で
一人娘と孫娘を亡くしてるんです。
何となく似てんですかね
佐田判事のお嬢さん。
兄の孫娘のアキコに」
航一「ごめんなさい」
太郎をハグする航一
次郎「このすぐ近くに
一人で住んでますんで。
二年程めえに
かみさんを亡くしまして、
それからますます
仕事に没頭していまして、
星判事のおっしゃっていた
『死を受け入れられていない』
というやつらんだか?」
寅子「時が流れるのを
待つしかないんでしょうか?」
寅子「航ーさんはその
戦時中に何か・・・」
航一「秘密です」
航一の闇は、まだ堅く蓋を閉じられている。
料亭の掛け軸の燕は、何を思う⁇
光
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