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『鎌倉殿の13人』つれづれ

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2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を見てつれづれ思ったことを書きました。おもにあきれたこと。
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2022年9月の記事一覧

『鎌倉殿の13人』小栗旬さんが痛ましくて見ていられない

小栗旬さんが好きだ。 小栗さんは『八重の桜』(2013)では吉田松陰、『西郷どん』(2018)では坂本龍馬を演じていた。 どちらも登場回は少ないながら、素敵だった。わしづかみ。 「この人をもっと見ていたい」 と思った。 俳優にとっていちばん大切なのは、そこだと思う。 演技が上手い、顔が良い、声が良い、いろんな褒め方があるけれど、ようするに、 「この人をずっと見ていたい、聞いていたい」 観客や視聴者にそう思わせたら、勝ちなのだ。 「この人が主役の大河を見てみたい」と思った

畠山重忠という生き方

『鎌倉殿の13人』、今日は良い台詞があった。 「自棄[やけ]ではない。筋を通すだけです」 「もはや今の鎌倉で、生きるつもりはない」 どちらも、死に臨んでの、畠山重忠の台詞だ。 この日が来るのを知ってはいたが、 私も正直、今夜、 殉死したい気分だ。 全キャラの中でいちばん好きな人が、死んでしまった。 それを演じてくれたのが中川大志さんという、全キャラの中でいちばんの美形だったことは、想定外のご褒美でありました。 だいぶ前から── もう今の日本で生きていたくない、と思

みんなで畠山重忠の喪に服そう! ~ドラマ『風よあらしよ』が教えてくれたこと

『鎌倉殿の13人』第36回、「武士の鑑」。 畠山重忠が討たれて、みんなちょっと泣いて、 「さあ次は誰の番?」 ってわくわくしながら来週を待っているんだろうか。 重忠ロスの皆さん。 喪に服すの、1週間じゃ足りなくないですか? 私はここに、 少なくとも今年いっぱいは、愛する畠山重忠の喪に服すことを誓います。 だから何だって話だが、誰にも迷惑かけないからいいのだ。 そう決心した経緯を、ちょっと書きます。 最後までおつきあいいただけたら嬉しいです。 『風よあらしよ』が教えてく

最近、スキしてくれた人の記事を読みに行くと、なぜスキしてくれたかわからないことが多くて驚く。中には凄く差別的で気持ち悪い人までいて、この人にスキされちゃって大丈夫か私?と途方にくれる。その分、ちゃんと読んで理解してくれた方々への感謝が増した。ありがとうございます。