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iCloud写真をオフにして削除の恐怖

「iCloud写真をやめたらどうなるか」実際に試して執筆したのは5年前。

これまでに100回以上は書き直している。

iOSのアップデートでボタンの名称や操作画面は変わったが機能に大きな変化はない。

ただ、わかりやすく伝えるのが難しい。

iCloud写真をやめる方法は、iCloudストレージに写真やビデオを自動保存(同期)するのを止める「オフ」とiCloud写真を丸ごと消去する「削除」がある。

これをまとめて実行できるのが「オフにして、削除」だが私はおすすめしない。

面倒でも「オフ」のあとに「オフにして、削除」の二段階の方が写真とビデオを失うリスクが減る。

「オフ」も「オフにして、削除」もiCloudから写真とビデオのオリジナルデータをダウンロードする点は同じだ。

iPhoneの空き容量不足でダウンロードできない場合、「オフ」は自動キャンセルとなりiCloud写真を使い続ける。

「オフにして、削除」はダウンロード状況にかかわらず30日が経過するとiCloud写真を完全に削除する。

私はiPhoneに14万以上の写真とビデオを保有しているがそのオリジナルデータはほとんどiCloudにあってiPhoneに無い。
この状態から「オフにして、削除」を実行したら30日後にiPhoneから14万の写真とビデオが消えてしまう。

このように、iCloud写真からオリジナルデータをダウンロードして「オフ」にはできないiPhoneが「オフにして、削除」はできてしまうリスクをしっかり伝えていきたい。

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