シェア
sakureo
2017年6月15日 12:23
恐れもなく歩きだした度胸があるわけじゃないのに泣きだしそうな胸を抑え歩いて進むの 暗闇の中を 私の人生 お化け屋敷例えて言うなら そうなるけど私はいったい 何の役だろう潜り込んだ夏 呆けてるばかり 私は何のために生まれてきたのだろうお化け屋敷の中で押し潰されながら朝陽を迎える 毎日が苦しい 手当たりでいく壁伝いで懐中電灯あるわけじゃないから熱帯夜の心地 慣れな
2017年6月14日 10:35
生きている 生きている憂いに塗れても生きている 生きている今日も明日も空の下 ほらね 渡り鳥が飛んでゆくどこへ行くかは定かじゃないけどほらね 霞みゆく空の彼方遠すぎて 僕には何も見えない 旅は誰しもがしてるだろうわかっていても思ってしまう自分ばかりが不幸だと 生きている 生きている憂いに塗れても生きている 生きている今日も明日も空の下 ほらね 雀の群れ
2017年6月12日 12:33
息が少し上手くできた空が今日は清々しい鳥は大空を舞っては大地に花が芽吹く 何かほのぼのと時間は過ぎゆき行ったり来たりを頭で繰り返す それでも 生まれてきてすみません部屋のドアノブが私を呼んで私が 生まれてきてすみません誰にも望まれぬ姿で生まれてきたこんな私ですみません 木々が軽やかに揺れてるふわり 雲が流れてゆく道は長く続いてゆく朝は今日も舞い込む 胸
2017年6月9日 12:03
這いずり回り 当てもない道のり零す呼吸は なんのためにあるのだろう...道行く人を 見渡しているだけ関わろうとはけしてしない 嫌悪の渦 "助けて"と叫んでも雑踏に揉み消され汚れた靴で踏みつけられてゆく 裸の女神は裸足で駆け出す道のない道を傷だらけになって雲行きの怪しい空を眺める雨が降れば 洗い流されるだろう傷から流れていく赤い血は 吐き気の中で つくろう笑いでも
2017年6月15日 12:08
巡り巡り合わせの出逢いに喜びや悲しみを感じたりするいつの間にか友達も変わり時代を追いかけても追いつけなくて私の中の軸はどこにいったのか 探し求めて あちこち彷徨っても草木かき分け それでも何もなくて 私だけが 時が止まったように時は矛盾に進んでゆく心だけが 感じる満たされなさ何かで補充しては後悔欺くのは顔だけでいい 点と線の組み合わせさえも目を合わせず 勝手に
2017年6月14日 10:33
舞い上がれ 闇夜のカラスよ我こそはと主張していけ目立たなく 存在してても此処に居るよと魂で叫べ何処に居ようと目立つ存在になれ 街は明かりを放って怪しい声で呼び迎える男は笑みで付いていき嘆き哀しんで出てくる 鳥目でも しっかりと見届けて嘲笑い そしてふと我に返る私もそうさ 群れなきゃいられない 舞い上がれ 闇夜のカラスよ我こそはと主張していけ目立たなく 存在し
2017年6月12日 12:32
羽衣を宿り木に掛けて行水を浴びる天女は可憐に空を這うように下界を見る 素晴らしき世の中であれば幸せな笑みを浮かべては愛の種を優雅に降らしゆくだろう 今は違うと悲しい目をして呟くように歌を歌うそれはとっても儚き歌声響くことなく 雲で埋もれる いつの日か美しい花を咲かせて天女が踊る舞台を作り出せたらいつか世の中が移りゆく日を見てほら I'LL KNOW TOMOR