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「ホタル」の出てくる絵本と児童書

こんにちは。5月も後半となりました。
お次の6月といえば私の大好きな〈ホタル〉の季節。自然豊かな今の場所へ越して来てからは、ホタルを見に行くことがぐっと身近になりました。そこで、ひと足早く図書館でホタルの絵本や児童書を借りてみました。ご縁がありましたら是非読んでみてくださいね。


写真が美しい自然絵本

しぜんえほん

『ほたるにあいたい』
写真/西山祐介 文/こやま峰子
ちきゅうのなかまたちシリーズのこちらの絵本は、大切な自然環境の中でホタルが育っていることが学べます。文章は全てひらがなで小さなお子さんも楽しめます。手のひらに乗ったホタルの写真が印象的でした。

『ほたる』
神沢利子/文 栗林 慧/写真
かがくのともから出発されている長く親しまれているシリーズです。沢山の写真資料が掲載されていました。幼虫の姿がありますので、こん虫が好きなお子さんは興味深いかも。3年生の理科で今ちょうど「こん虫の成長」を学ぶ時期ですので、調べ学習にもいい一冊ですね。

可愛い絵本と児童書

『ほっほっほたる』
すとうあさえ/ぶん 相野谷由起/え
はじめての行事えほんシリーズより(ほたる狩り)。うさぎちゃんときつねくんは何処へ行くのかな?梅雨の時期に咲く花や水辺にいる生き物たちが優しく描かれていました。小さくて可愛い絵本。他の行事も読みたくなるオススメえほんです。

『虹色ほたる』 川口雅幸/著
主人公は6年生の男の子。2008年の作品ですが今まで読んだことが無く、今週手にして一気に380ページを読ませていただきました。夏休みユウタに何が起こったのか。『虹色ほたる〜永遠の夏休み〜』小学校高学年から楽しめそうな作品です。

番外編 ホタル的ヒカリ絵本

ステキ絵本

『ひかりのぼうけん』
マリー・ヴォイト 作 絵 俵万智 訳

こちらの作品は番外編です。
というのも、ひかりはどうやらホタルでは無さそうなんです。キラキラ美しく光る様子にホタルを思い浮かべたからこちらで紹介させていただきました。

ねるまえのとっておきのじかん。
えほんが大好きなベティとくまのコスモの冒険物語。ドイツ生まれの作者マリー・ヴォイトさんはおやすみまえに優しい気持ちになって欲しくてこの作品を書かれたそうです。リズムも素敵で心地いい訳も印象的です。訳者は俵万智さん。

🍀🍀🍀


2年ぶりに自分でやってみたホタル企画。
幻想的なあの風景を切り取った様々な本に出会えました。その季節にしか体験できないことを子どもたちに伝えて行きたいなと感じました。

どうかホタルが舞う美しい川辺の自然を、これからも守っていけますように。




🌸以前ご紹介した本たちはこちら↓

お読みいただきありがとうございました。



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sakura
いつもありがとうございます。

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