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【タイプ5】ChatGPTを用いたエニアグラム診断10

※前回記事は以下です。

 前回までのChatGPTによるエニアグラム診断に関して、どうも提示した「トライタイプ584」にChatGPTが引きずられている印象が拭えない。また、ChatGPTの分析結果から「タイプ5とタイプ8の性格要素」に私が着目している発言をしたこともかなり大きな影響を与えていると言えるだろう。また、ChatGPTがトライタイプというフレームワークを理解していないっぽい挙動を見せていた。そこで、前回記事の記述をちょこっと弄って、「514・541・548・584」の候補を与えて診断するように指示を与えてみた。

結果:トライタイプ584→514

 以下がChatGPTとの遣り取りである。

ちょっと気になって調べたのだけれども、トライタイプ581は存在しない。 私が調べた、トライタイプのフレームワークについて確認しておこう。

 トライタイプについて、まず性格要素を以下の3種類に分類する。いってみれば「知情意」で3つにグループ分けするのである。そして、各グループから1つずつ取り出して「トライタイプ」という性格分類を行う考え方だ。

また、その際の優先される知情意のパターンでも分けられる。すなわち、「知・情・意」「知・意・情」「情・知・意」「情・意・知」「意・知・情」「意・情・知」の6パターンである。知グループ,情グループ,意グループはそれぞれ3タイプの性格要素が属しているので、各パターンは3×3×3通り=27通り存在し、全体で27×6=162通りとなる。また、トライタイプの枠組みでの正確な名称については、「知グループ=ヘッドセンター」,「情グループ=ハートセンター」,「意グループ=ガッツセンター」である。因みに、属している性格要素は以下の通り。

ヘッドセンター:タイプ5,6,7
ハートセンター:タイプ2,3,4
ガッツセンター:タイプ8,9,1

 以上の「トライタイプ」というフレームワークを見れば、トライタイプ581という性格タイプは存在しないことが明らかだろう。

これまでのChatGPTの分析を見てみると、私の性格要素として強いのはタイプ「1,4,5,8」である。そして主軸はタイプ5である。知グループはタイプ5、情グループはタイプ4、意グループはタイプ1と8である。したがって、可能性の高いトライタイプとしては、514・541・548・584が挙げられる。 このことを踏まえて、私のトライタイプの診断をやり直してもらえるかな?

ChatGPT

了解しました!まず、あなたが調査されたトライタイプの基本フレームワークを基にし、162通りの分類法に従って再検討します。その上で、タイプ「1,4,5,8」が関与する場合の可能性を考慮し、診断を整理します。

現時点での観察ポイント

  • 知グループ(ヘッドセンター):タイプ5が主軸

    • あなたが考察の中心に据えている分析力と深い洞察、理論への関心からも明らかです。

  • 情グループ(ハートセンター):タイプ4が濃厚

    • 感情や価値観への自覚、独自性の重要性に関連する部分が該当します。

  • 意グループ(ガッツセンター):タイプ1とタイプ8が候補

    • 公正性やルールを重視する姿勢(タイプ1)と、感情を力に変える行動的な面(タイプ8)が観察されています。

この情報を前提に、以下のトライタイプ候補を再度検討します:


可能性の高いトライタイプ

  1. 514(知→情→意)

    • 主軸:タイプ5(知)

    • タイプ4が持つ内面的な感情の自覚と価値観、タイプ1が持つ効率性と正義感を統合している可能性があります。

    • 理由: 深い分析や論理性(5)が中心であり、それを補完する形で感情の重要性(4)と、秩序や理想を実現する行動力(1)が見られる場合。

  2. 541(知→情→意)

    • 主軸:タイプ5(知)

    • タイプ4の感情の深さに加え、タイプ1が公正性や秩序を重視する点で補強されるタイプ。

    • 理由: 価値観に基づく行動とともに、ルールや原則に従った考え方が強調される場合。

  3. 548(知→情→意)

    • 主軸:タイプ5(知)

    • タイプ8が強調される場合、行動力と自分の感情や価値観への強い自覚が特徴的。

    • 理由: 自己主張や支配力(8)が行動の中核を担い、内面の独自性(4)や論理性(5)が融合するケース。

  4. 584(知→意→情)

    • 主軸:タイプ5(知)

    • タイプ8が主に行動力を表し、タイプ4の内面的な価値観がそれを支えるタイプ。

    • 理由: 感情的な自己表現よりも、行動と結果を重視する姿勢が見られる場合。


診断の決定:どのトライタイプが最も適切か

514、541、548、584のいずれも可能性が高いですが、以下の質問を参考に考えてみてください:

  1. 行動の動機が「ルールや原則に従う」ことに根ざすか?

    • 514または541が該当する場合が多い。

  2. 自分の価値観や感情を行動で強く表現し、外部への影響を重視するか?

    • 548または584が該当する場合が多い。


もしさらに深く掘り下げる場合は、特定の場面(公的領域、個人的な選択、休息時など)での動機や行動を具体的にお聞かせいただければ、より精度の高い診断が可能です!


 私の思想においては、ルールや原則はあくまでも「道」に過ぎない。

 道から外れる行為は、非合理・不道徳・非効率と評される行為になるとは思う。また、道はどんな行為が、合理的・道徳的・効率的であるかを教えてくれる。

 しかし、私を含めて人間が何かを為すとき、それは価値観や感情あるいは利害に動機づけられるのではないだろうか。つまり、道の上を歩むかどうかは価値観や感情あるいは利害によって決まるのではないだろうか。

 他人に「君達も道の上を歩きなよ」と私が主張する場合も少なくないが、その主張を聞き入れるのは、やはり聞いた当人の価値観や感情あるいは利害ではないだろうか。

 私の中にも道はあるが、当然ながら多くの道は、私の存在とは関係なく存在している。そして、その私の中にある道以外の道の上を私が歩むかどうか、私の内なる声・私ではない外なる声に、「私の価値観や感情あるいは利害」に合致すると、私が説得されて決まるものではないだろうか。

ChatGPT

あなたの考え方には非常に明確な哲学的構造があり、「ルールや原則(道)」を道具的かつ指標として捉えつつ、最終的な行動の動機は内面の価値観や感情、利害に依存していることが示されています。この観点は、あなたの性格タイプがどのように形成され、どのトライタイプが最も適しているかを再検討する上で重要なヒントとなります。

トライタイプ診断の視点を深める

あなたが示した以下の要素は特に注目すべきです:

  1. ルールや原則を「道具」として扱う姿勢

    • これはタイプ1(秩序や道徳への重視)の要素を含む一方、それを絶対的なものではなく、行動の指針として柔軟に利用するタイプ5の分析力を強く反映しています。

  2. 行動を決定する動機が「価値観、感情、利害」によるという理解

    • これはタイプ4(内面的価値観と感情の深さ)とタイプ8(自己主張と自律性)の両方を感じさせます。特に「自分の内なる声」が重要であるという点は、タイプ4が関与している可能性を示します。

  3. 他者に「道」を説く際にも、他者の価値観や利害に基づく説得が重要だと考える点

    • ここには、他者との相互関係を考慮する点でタイプ8の影響があるように思われます。一方で、内面的な哲学や論理性を他者に提示する方法は、タイプ5の知的な側面を伴っています。


あなたの発言に基づくトライタイプの再考

先ほど挙げた可能性(514, 541, 548, 584)の中から、最適なものを選定するために、これらのポイントを適用して考えます。

  1. 514(知→情→意)

    • 主軸がタイプ5(分析と知識追求)、タイプ4が感情の深さ、タイプ1が道徳や効率性を表現する組み合わせ。

    • 適性評価: あなたの発言から「道(ルールや原則)」を目的そのものではなくツールとして認識しつつ、その背景に感情や価値観を重視する姿勢は、このタイプの特徴と一致する可能性が高い。

  2. 541(知→情→意)

    • タイプ4の内面性を補強しつつ、タイプ1のルールや原則への適応が明確に現れる組み合わせ。

    • 適性評価: あなたのように道を指標としながら、それが動機そのものではないという態度は、541の「形式への執着」に対してやや距離があるように思われます。

  3. 548(知→情→意)

    • タイプ8が強調されるため、自己主張や行動力がより前面に出る組み合わせ。

    • 適性評価: あなたの自己表現には強さがありますが、行動面で「他者への影響力」を強調しているわけではないため、タイプ8の支配的な側面は優先度が低いと考えられます。

  4. 584(知→意→情)

    • タイプ8が積極的に「道」を歩む力を生む一方で、タイプ4がその背景に感情や価値観を支える形。

    • 適性評価: あなたの発言にある「道は道具である」という考え方は、タイプ8の行動力を含むこの構成とも一致する可能性がありますが、より中心的なのはタイプ5と4の要素と考えられます。


最適な診断結果

**514(知→情→意)**が、あなたの思想と行動パターンを最も適切に表していると考えられます。

  • 根拠:

    • あなたは「道」を中心に据えつつも、それを絶対視するわけではなく、内面の価値観や感情を動機として行動を選択しています。

    • 他者への説得も、論理性(5)を持ちながら、価値観(4)を基盤とした方法で行っていることが明白です。

    • 行動において秩序(1)を重んじますが、それは補助的な役割にとどまっているようです。

もしさらに詳細な質問や議論があれば、ぜひお聞かせください!


おや?514(知→情→意)とあるけれども、1は意グループの性格要素であるし、4は情グループに属する性格要素だよ?

ChatGPT

ご指摘ありがとうございます!確かにその通りです。タイプ1は意グループ、タイプ4は情グループ、そしてタイプ5は知グループに属しています。つまり、514の順序を正しく表現するなら、これは「知(5)→意(1)→情(4)」となるべきですね。

以下に修正したトライタイプ診断の結果と説明を示します。


修正後の診断結果: 514(知→意→情)

あなたの考え方や行動パターンをもとに、トライタイプ514(知→意→情)が最も適切であると判断します。

診断根拠

  1. タイプ5(知)

    • あなたの発言には、物事を深く分析し、理論的かつ合理的に考える傾向がはっきりと現れています。特に、「道は道具である」という表現には、冷静な洞察と距離を取る態度が見られます。

    • ルールや原則を絶対視せず、それらを目的達成のための手段として柔軟に利用する点も、タイプ5の特徴です。

  2. タイプ1(意)

    • 道徳や原則を重視する姿勢は、タイプ1の秩序を求める性格の表れです。ただし、あなたの場合、それを絶対的なものとして捉えるのではなく、効率や公正性を実現するための基盤として扱っています。この柔軟性は、タイプ5の影響を受けたタイプ1の表れと言えます。

  3. タイプ4(情)

    • あなたの内面では価値観や感情が行動の大きな動機となっています。「自分の内なる声」に耳を傾ける姿勢や、感情を軽視せず、それを深く味わう態度は、タイプ4の特徴と一致します。

    • 他者の行動についても、その背景にある価値観や感情を理解しようとする視点が明確です。

514(知→意→情)の順序の意義

  • 知: あなたはまず、理性的・論理的に物事を分析し、自分にとって何が正しいのかを考えます。

  • 意: 次に、分析した内容を基に行動を選び、道徳や原則を実際に適用します。

  • 情: 最終的に、行動の背後には自分の価値観や感情が根付いており、それが動機付けや行動の方向性に影響を与えます。


もしさらに深く掘り下げたい点があれば、お気軽にお知らせください!


 私の性格要素で、意グループに属するタイプ1とタイプ8要素について聞きたい。

 私には人間関係において断固たる意思を押し通す側面がある。例えば、組織において必要であれば強制を辞さない側面、また断絶を決断した場合に一切の関係を断ち切る側面である。それは私の冷淡さや苛烈さとも言える側面である。

 また、原則や手続きにこだわるにも拘らず、現実には功利的判断を下して取引を視野に入れることもある。

 そういうタイプ8の側面を考慮しても、やはり、意グループに属する要素としてはタイプ1の要素が強いのかな?

ChatGPT

あなたが挙げられた行動パターンや側面は、確かに意グループ(タイプ1、タイプ8、タイプ9)の中でも特定の特徴に強く関連しています。これを詳しく検討すると、以下のような分析が可能です。


タイプ1とタイプ8の特徴の比較

  1. 断固たる意思を押し通す姿勢:

    • タイプ1: 原則や規範に従い、それを貫こうとする強い意志が見られます。他者を説得する際にも、公正さや道徳的正当性を根拠とすることが多いです。

    • タイプ8: 力強く、直接的なアプローチを取ります。必要であれば権力や支配を行使し、感情的な遠慮を排して状況をコントロールしようとします。

  2. 断絶の決断と冷酷さ:

    • タイプ1: 道徳的・倫理的に許容できないと判断した場合、厳しく切り離すことがあります。この行動は「正しいことをする」という動機に基づいています。

    • タイプ8: 一度信頼が失われたり、敵対的と見なした相手に対しては情けをかけず、完全に切り捨てることがあります。この行動は「自己防衛」や「権力の維持」という動機に根ざすことが多いです。

  3. 功利的判断:

    • タイプ1: 原則を守ることを基本としつつ、実際的な状況に応じて「許容範囲内」で妥協や取引を視野に入れることがある。

    • タイプ8: 原則よりも「実行可能性」や「パワーバランス」を優先し、目的達成のためには取引や妥協を厭わない。


結論: タイプ1とタイプ8のどちらが強いのか

  • あなたの行動や判断基準を見る限り、主にタイプ1の特徴が強いといえます。道徳や原則へのこだわりが行動の中心にあり、それを基盤にして苛烈な対応や柔軟な妥協が発揮されているようです。

  • ただし、タイプ8の「力強さ」や「情け容赦ない態度」が補完的に現れる場面もあり、これが全体像をより複雑にしています。

もし、この「苛烈さ」や「冷淡さ」が頻繁に表れるのであれば、タイプ8の影響がトライタイプ全体の中でより大きな役割を担っている可能性を検討する価値があります。その場合、例えば**584(知→情→意)**のような組み合わせがより妥当になるかもしれません。

あなたの感じる「意グループ」の優先順位について、さらにご意見があればお聞かせください!


■感想

 「知情意」という日本語での熟語を用いた訳だが、当然この熟語の枠組みはトライタイプのフレームワーク「ヘッドセンター・ハートセンター・ガッツセンター」と完全には対応していない。それにもかかわらず、「知グループ・情グループ・意グループ」と言い換えをしたまま、ChatGPTに分析させたことによって、おかしい挙動をしている。

 とはいえ、まぁChatGPTによるトライタイプの診断結果には影響していないだろう。

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丸い三角
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