美味しい奈良の旅
今回(4月7.8日)
桜咲く吉野山へ旅行が出来たのも、仕事場のTさんの人脈のおかげ。
とにかく、
桜の時期の奈良吉野山周辺は宿が取れない。
まして一人旅なんて。
ほぼ諦めていた時、Tさんが
「一緒に行く?」
と声をかけてくれた。
「知ってる人に聞いてみるよ。」と言ってくれて、すでに満室だったホテルに無理やり部屋を取ってくれた。
人脈って凄い!
桜の時期で料金は高めだったけど、しょうがない。
梶原神宮駅前の
ダイワロイヤルホテル
「Tha Kashihara」
ホテルだけど温泉がある。
雨で冷え切った身体、夕飯前に温泉に入る。
夕飯は奮発して、和食レストランに予約をとった。
前菜
日本酒飲み比べ
奈良のお酒って、あまり飲む機会もなく、そもそも日本酒作りが盛んなところとは思ってなかったけど、
日本の国の始まりの地なのだから、日本酒も発祥の地、だったのですね。
どれも美味しいけど、酒米「愛山」を使った篠峯が美味しかった。
お造り
アワビ美味しかった!
吉野葛の餡がとろんとして、旨味たっぷりでこれも美味しい。
おすすめ上手な女将さんが、日本酒のおかわりをいいタイミングで持ってくる。
焼き物と勧肴の写真を撮り忘れた。
焼き物は3種あって、うなぎの柿の葉寿司が美味しかった。
勧肴は、お肉を食べない私に考慮してくれ、魚介の酒盗漬けを、陶板で焼いていただく。
食事
奈良は三輪そうめんが有名だったと、奈良へ来て知った。
そうめん好きなのに、三輪そうめんが奈良だと知らなくて恥ずかしい。
優しい味で美味しかった。
水菓子
レストランの営業時間ギリギリまで、
食事とお酒とおしゃべりを、
楽しませていただいた。
翌日、
吉野山の桜を見物した後は、京都から新幹線で帰宅だ。
新幹線の時間まで1時間ほどだが、Tさんがケンゾーエステートに連れて行ってくれた。
私が働くお店では、ケンゾーエステートのワインを扱ってる。なのに飲んだ事がなく、ボトル売りなので、試飲させていただけない。
ここ京都の直営店ではグラスで飲める。(直営店は銀座、麻布にもあります)
すでに予約をしていてくれたらしく、
「お待ちしてました」とカウンターの席に案内された。
おっきなリュックを背負って店内にはいったが、お洒落なお店で似つかわしくなく、申し訳なく思ったが、
「大丈夫ですよー」と若い気さくな店員さんに、ホッとした。
日頃、洋食系のレストランは行かないので緊張する。高そうだし。
Tさんが、手早く料理をたのんで、
白ワインの「あさつゆ」を注文する。
白ワインは酸味が苦手なんだけど、
これはその酸味が少なく、めっちゃ香りが良く(花の香り)すっきりしてとてもおいしかった。
赤ワイン「りんど」
オススメ料理「石窯焼き」
アメリカのワインコンテストで100点満点を取ったワイン「藍」
赤ワイン、しかもカベルネなのに重たくなく、香りがしっかりしてるのにさっぱりて美味しい。
軽めにパスタ
上品で美味しい、こうして生地を書いていても、サーモンの燻製香とオイルとトマトの旨味を思い出す。
そして、「デザートね。」とTさんが言うと、
「お誕生日おめでとうございます」
と運ばれてきたデザートプレート。ろうそくがささってhappy birthdayの文字が。
いつの間にか満員になっていた店内のお客様みんなが、「おめでとう」と祝ってくれる。
ちょっと恥ずかしい。
粋なTさんの計らい。
「接客業ですから」「いつもこのくらいやらせていただいてますから」
と、ちょっと照れるTさん。
私も接客業ですから、やらせていただいてるけど、サプライズされる側は何年振りだろう、いくつになってもやっぱり嬉しいものだ。
ケンゾーエステートではすっかりご馳走になった。美味しかった、楽しかった。幸せー。
ワインは日頃飲まないけど
美味しいワインは美味しいんだなぁ〜、やっぱり。
うん、また飲みたい。
旅行と美味しい物、
このセットはやっぱり旅行の楽しみですね。
コロナが終息して、
みんながこんな楽しみをもつ事が出来て、ほんとに良かったと思う。
あなたはどこで、何を食べたいですか?
そして、
今度はどこで、何を食べようかな?
ワクワクがとまらない。