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CHUDEN中電のSPレコードカートリッジを導入してみた。

CHUDENの78回転レコード用の3.0milを纏ったMG-36を試しています。評判通りの力強いサウンドで、英国プレスのジリジリ盤よりアコースティック録音の方が相性が良い。ローパスを入れて弦楽器🎻のレコードをかけると蓄音機寄りのレトロなサウンドを得られる。

先ずは3milを着用したモデル。


カンチレバーは6g~10gの針圧に耐えられる太さがある。これは悪条件のトレースには好条件です。
カンチレバーの長さや硬さは大きく影響があるので、これは頭に入れておくと良いと思います。

先ずは汎用性の高い3.0milを導入しましたが、当然これから3.5milと4.0milも試してみます。太い針先は盤面の荒れたレコードに有効とされますが、これは本当にケースバイケース。

逆に海外では2.75milがスタンダードだし、時代が新しくなるほど2.5milや2.25milがジャストフィットだったりします。また1900年ころのベルリナー盤なんて2.0milが1番相性がよかったり。

と、欲深くなりましたが、この3種類を用意してくれるだけでも深く感謝します。

それでも、やっぱり0.25mil刻みか針先のカットのバリエーションのどちらか一方だけで良いのでカヴァーして下さったら最高です。
微妙なサイズ差で変化ある?と思われがちなんですが、トレース深度で拾うサウンドは全然違うので!
ちょっと単価高くても発売してくれないかなぁ⭐️

チュー電?なるほど

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夏目久生(Sakuraphon)
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