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『サインインコワーキングオフィス』Webライターの記録#2

数年前から憧れていました。
『コワーキングオフィス』
私もいつか‥そんな場所でパソコンカタカタ打ちながら文章を書きたい!‥と。
図書館やカフェで記事を書くことはあるけれど、それとはまた違うあの場所に身を置きそしてその空気を味わってみたいの…と。


でも諦めていました。
都会じゃないし、山陰にそんなお洒落な場所があるかしらと。


それがね‥


あったんです!!
ある日、探してみるとヒット。
わぁ!あるんだぁと食い入るように画面を眺めてはため息‥。
敷居が高く、当時の私には勇気も足らず。
いつか‥いつか‥そんな思いが広がっては消え‥
広がっては消え‥。

その存在をいつどのように知ったのか、今となっては覚えていないのですが『コワーキング』という言葉に反応し、検索したあの日からここ数年でも、全国的にも多くのコワーキングスペースが誕生したように思います。


コワ-キングスぺ-スには(COW=共同で)(WORKING=働く)という意味があります。
一つのオープンなスペースを共同で使用し、賃貸料、光熱費、通信設備などを共有することにより経費削減に繋がるという利便性はもとより、その場所で同じ時間を共有することによりコミュニケーションも生まれ、これまで関わることのなかった異業者の人たちとの情報交換の場ともなり新たな仕事にも繋がる可能性をも秘めているといえるでしょう。


家では様々な誘惑…
例えば一番の天敵?睡眠。
コタツでついついウトウト…。
例えば食欲。お菓子食べちゃお。
ボリボリ…。
時にはyoutubeを開いては
あれれもうこんな時間…。


時には情報収集という名のもとにスマホで検索してみてはあちこち彷徨い…。
そして今日こそ書こう!!とすると何故かいつもは気にならない場所が気になり、あれやこれや引っ張り出しては片付けを始めてみたり‥。

そう‥。私はそんな誘惑にすぐに負けてしまい、集中モードになかなか入れないのです。
確かに図書館やカフェなどに出向けば、誘惑の点はクリアできるのですが、仮に隣の席で同じようにパソコンカタカタ文字を打つ人がいても、そこからコミュニケーションにまで結び付くことは私の場合、皆無で。


これまで自分なりのペースで創作活動を続けてきましたが、やはりどこかそれは孤独な作業でもあり、近くで同じように作業している人がいるのなら、話してみたい…そんな思いもあり
次の取材先に選んだのは鳥取県境港市にある
『サインインコワーキングスペース』。


その前を通ったことは何度もあるのですが、その扉を叩く勇気はなかった。
でも取材という名目なら入りやすいかも?
そんな思いもありつつ‥雪がまだ残る2月初旬
取材アポを取りました。




まずドアを開け一番に視界に入ったのは、受付に座っておられたオフィスマネージャーの笑顔。ぱぁぁと華やぐような笑顔の方で。
あ。笑顔って緊張をこんなにも和らげてくれるのね。今さらながら実感したりして。

そしてオフィスのインテリア!
なんてお洒落なの!
高い天井。大きな窓。



ひとつひとつの部屋を案内してもらいながら
ノート片手に必死でメモを取る私。その後今度はノートをカメラに変え、ここぞとばかりに撮りまくり。

今、私‥ライターしてる!!してるよね!?
そんな自分に少しはがり酔いながら(笑)
夢中でカメラを向け撮っていると
「おはようございま~す。」と声がして
振り向くと一人の男性の姿が。


オフィスマネージャーのお話によると
どうやらその方はいつも利用されている方のようでした。
「取材させてもらってもいいでしょうか。」
考えるより先にそう言葉にしていたのは、やはりそのオープンな場所だったからなのでしょうか。突然の無茶振りにも関わらず「いいですよ。」と快諾してくださいました。
そしてオフィスマネージャーも見守ってくださる中、取材スタート。



新規事業を始められたばかりだというその方のお話はとても興味深く、途中からはメモを取るのも忘れ聞き入ってしまいました。やはり、夢があり今を生きながら大切にしながらも先を見ている人は素敵です。


そして無事に取材を終え、帰宅してからも興奮冷めやらぬ私は、どうしてもその気持ちをすぐに文字にすることが出来ず、カメラの中の写真の確認も出来ず‥。
少しだけ寝かせ‥ようやく数日後記事にすることができました。


私の想像を上回るほどそこは、キラキラ輝く
『人と人とを繋ぐコミュニケーションの場』
そんな輪が広がれ、広まれと願いつつ‥
他にもいくつかある山陰のコワーキングスペースへまた出かけよう!と心に誓った私なのでした。




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