仁和寺の茶室(飛濤亭)
「飛濤亭(ひとうてい)」
世界遺産・京都仁和寺(にんなじ)に現存。
第119代光格天皇遺愛の席と伝えられる四畳半の茶席。
随所に貴族的な発想が見られます。
入口は腰障子二本建ての貴人口、それと直角の壁面にも二枚障子の口をあけて、席中を明るく開放的に構成。
内部は四畳半、床の間は框を省いた踏込床で、落掛も使わず袖壁を塗り回した洞床という侘びた構えです。
完全な円形ではない円窓(まるまど)も特徴的な意匠。
侘びた構えの中にも開放的な、貴族好みのくつろいだ茶の湯空間がつくられています。
重要文化財に指定されています。
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