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休職を切っ掛けに、noteはじめました。
はじめまして。さくらです。休職を切っ掛けに、noteはじめました。
というか、今までやりたかったけど理由をつけてやって来なかったことに、この際なので片っ端から手を出してみようと思い立ちまして。
そのうちの一つとして、noteはじめました。
自己紹介として、私の休職に至る経緯を書いておこうと思います。
◆社会人としての私
IT系の社会人歴1X年。転職経験なし。新卒入社以降、同じ会社の同じ部署。
世間一般でよく言われる辞めたくなる時期の1年目、3年目(あと10年目も?)は大きな問題もなく乗り越えました。というか今回の休職騒動まで、こうも深刻に辞めたいと思うことがありませんでした。
与えられた仕事をします。求められている立場をこなします。対外的な業務が多いので、喜んで貰えることは嬉しいし遣り甲斐です。
仕事は、嫌いではありませんでした。今でも多分、嫌いではないのです。職場の人間関係も非常に良好で、恵まれていました。(と、思っていました。少なくとも休職して、ものの見方が変わるまでは)
「存在感を消すのが、良い意味で上手い」と評されたことがあります。
多分、自画自賛ではありますが、周囲からそれなりに評価はされていると思います。しかし絶妙に気配を薄めつつ、生き易い環境を維持して来ました。
維持してきた、はずなんですよねー…。
◆休職に至った経緯について
昇進しました。人間関係と、1つのミスが重大な事案に繋がる責任の重さに病みました。シンプル。
◆休職に至った経緯について(もう少し詳しく)
もともと、世間的に非常に重要度の高い仕事内容でした。それこそ失敗したら新聞沙汰……もありえるような。
昇進に伴い、やはり求められる役割が少し変わりました。今まではサポート役を任されていたところ、リーダー役が別案件に引き抜かれたため、必然的にその位置にハマることとなりました。
新人が直属の部下として配属され、OJTを任されました。
運用と開発と保守をおこなうチームを取りまとめつつ、これまで2人体制でこなしていた業務を1人で(+新人教育も含めて)やることになりましたが、業務量が減ることもなく。負荷は倍どころか、個人的には3倍4倍でした。
(※新人さんに誤解をして欲しくないのは、この件で新人さんを煩わしく思うようなことは一切なかったということです。ただ私の余裕が無く、目が届かず申し訳ないなと思うことばかりでした)
運用に対しても開発に対しても、圧倒的に足りない知識。年上の部下に対して、リーダーとしての指示を出せるだけの自信も裏付けもないのに、学習する暇も余裕もありませんでした。
特に忙しいとか、突発的な案件が起こった訳ではなく、ただひたすらに業務が滞らないようにと仕事をしているだけなのに、気付けば何故かいつも21時とか22時くらいになっている。
定時って17時30分だったかな?不思議だなー。
期待されている。周囲も忙しい。私がやらなければ。頭の中はそれでいっぱいになっていました。(今思えば、別にこの時点で助けてって言えば良かった)
業務時間が増えて私生活の時間がどんどん減って、プライベートが楽しめないことが当たり前になっていく毎日。
ひたすらに、リーダーとして、リーダーとして……と呪文のように人間関係を頑張ろうとしていました。失敗できない、してはいけない、うまくやらなくちゃ……。ある意味、本当に自分への呪いでした。
日曜の夜に、出社が嫌で憂鬱になっていたものが、やがて土曜の夕方になり、終いには金曜の夜から憂鬱で、休日がまったく楽しめなくなりました。
明日が来るから寝たくないと本気で思っていました。
胃だけじゃなく背中まで痛くなり、眠れなくなりました。
食欲は落ちて、場所を問わず訳もなく涙が出るようになり、トイレに逃げ込むことが増えました。
理由の分からない動悸や息切れが起こるようになりました。
頭が回らなくなって、むしろ大得意だったはずのマルチタスクがこなせなくなりました。
◆休職に至った経緯略(決定打)
上記で書いてきたような状態で、そもそも諸々のスケジュールや案件で頭がいっぱい(しかもうまくいってない)で、スケジュールも押している。
そんな中、一週間休日返上で当たらねばならないトラブルが発生しました。終電?間に合いませんタクシーです。知識の豊富なチームメンバーをどうしても頼らざるを得ず、申し訳無さで体調不良に更に拍車がかかりました。
金土日とタクシーで帰り、月曜の朝でした。会社最寄り駅の一つ前で降りました。人目も憚らず、ぼろぼろと泣きながら「今日は無理です」と直属の上司に電話を入れました。
本当に、いきなりぽっきりと。折れてしまったのです。コップの縁から水が溢れるようにと例えられたりもしますね。
騙し騙しコップの縁を盛り上げて表面張力で耐えていたところに、一滴が落ちたらもう駄目でした。
会社を休む連絡を入れた後、心療内科を探しまくりました。今すぐに、もう今すぐに行かないと駄目になるとの一心で。
家の近所や会社の近所、評判がよさそうなところは軒並み1か月~2か月待ち、もしくは初診自体受け入れていない。……取れないって聞いたことはあったけど、本当に取れない。なんて世の中だ。
そんな中、会社の近所で「この金曜ならいけます」と言ってもらえた病院がありました。またずるずると泣きながら、状況を説明し、予約をとりました。
あの時あのタイミングで予約が取れていなかったら、今私はどうなっていたかと考えると、少しぞっとします。
家に帰って、上司に正直に状況を説明するメールを送りました。心療内科を受診することも一緒に伝えました。
金曜の受診までの間、とりあえず出社はできました。
上司はいろいろ聞き取りをしてくれたり、今後の対策として考えていることを教えてくれたり、良くしようとしてくれていたと思います。
で、心療内科を受診しまして。
とりあえず一か月の休職を指示されて、今に至っています。
◆今後書いていく記事について
とりあえずは、休職中の過ごし方や心の動き方を発信したり、心療内科の受診内容とかも書いていこうかなあと思っています。
休職ってこんななんだ、心療内科ってこんななんだ、そういうふうに、どこかの誰かの一助になればと思います。
長々とお付き合いありがとうございました。今後ともお付き合いの程、よろしくお願いいたします。
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