優しい言葉は、いつか自分の優しさを、育ててくれる。
脳は、「主語」を認識しながら、言葉を発しているけれど、
体は、「主語」を認識することが、出来ない。らしい。
私は時々、詩で・・・
「自分が発した言葉を、最初に聞くのは自分。
だから、口にする言葉は、優しい言葉を。」
「優しい言葉は、心も体も、癒してくれる。」と、
書くのだけれど。
例えば、誰かを褒めると、自分も何だか、気持よくなるし、
誰かをしかったり、悪口を言うと、
何だか、耳の後ろがジンとするというか、
胸がギュッとして、ざわざわとするでしょう。
体は自分が発した言葉の、「主語」を、
認識することが出来ないから、
全ては、自分に向けて 発せられた言葉だと、
認識している。
だから、人を傷つける言葉を発したら、
体は自分が 言われたと、認識するから、
発した自分自身も、恐怖や不安を 強く感じるのだ。
文字は、読み手にも、書き手にも、
より強く脳に、記憶される。
だからこそ、文字にする言葉は とても大事。
「誰かを傷つけない」ことも、
「誰かを励ます」ことも、
「誰かに優しい言葉をかける」ことも、
全ては、自分を守ること、大切にすることに、
繋がっている。
優しい言葉は、いつか、自分の優しさを、育ててくれる。
言葉は、人や自分をも 変える力がある。
「声、仏事を成す」とは、このことかな。
と・・・・・・思う。
Ki-Ki
2016.6.21 蓮華
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