見出し画像

優しい言葉は、いつか自分の優しさを、育ててくれる。


脳は、「主語」を認識しながら、言葉を発しているけれど、

体は、「主語」を認識することが、出来ない。らしい。


私は時々、詩で・・・

「自分が発した言葉を、最初に聞くのは自分。

だから、口にする言葉は、優しい言葉を。」

「優しい言葉は、心も体も、癒してくれる。」と、

書くのだけれど。


例えば、誰かを褒めると、自分も何だか、気持よくなるし、

誰かをしかったり、悪口を言うと、

何だか、耳の後ろがジンとするというか、

胸がギュッとして、ざわざわとするでしょう。


体は自分が発した言葉の、「主語」を、

認識することが出来ないから、

全ては、自分に向けて 発せられた言葉だと、

認識している。


だから、人を傷つける言葉を発したら、

体は自分が 言われたと、認識するから、

発した自分自身も、恐怖や不安を 強く感じるのだ。


文字は、読み手にも、書き手にも、

より強く脳に、記憶される。


だからこそ、文字にする言葉は とても大事。

「誰かを傷つけない」ことも、

「誰かを励ます」ことも、

「誰かに優しい言葉をかける」ことも、

全ては、自分を守ること、大切にすることに、

繋がっている。


優しい言葉は、いつか、自分の優しさを、育ててくれる。

言葉は、人や自分をも 変える力がある。

「声、仏事を成す」とは、このことかな。

と・・・・・・思う。

                   Ki-Ki

2016.6.21 蓮華


*このノートは、しばらく無料公開されたのち、定期購読マガジン「店主Ki-Ki(咲羅 希季)のエッセイ・コラム ”さらさらと嫋(たお)やかに” 」¥1000 に移動されます。

🈲ここに投稿している全ての文章、文書の著作権は、放棄していません。

ここから先は

0字
こちらのマガジンを購読して頂くと、Instagramやブログでは公開していない、ためになる情報や非公開エッセイ、他の有料マガジンに投稿した記事も、まとめてお読み頂けます。有料マガジンの新作の詩やコラムも、置いていきます。

難病(重症筋無力症)を発症したのは、子供達がまだ、小学生だった頃。 その頃から、子供達に遺せるものを…と、ブログで書き始めた、前向きに生…

サポートで頂いた真心は、創作活動費、書籍出版の夢のために貯めて、大切に使わせて頂きます。応援して下さって、ありがとうございます。真心に感謝致します。