【スラスラ書ける】ESの「型」
こんにちは、さくらです。
今回の記事では、
「ESの締め切りが迫ってるのに全然書けない進まない...!!」
とお悩みのあなたに、
「これさえ押さえればいくらでも書ける」ESの「型」をご紹介します。
ポイントは、
①抽象→具体→抽象の順番
②オリジナルな経験
③②の体験から得られた自分の価値観
の3点です。
①抽象→具体→抽象の順番
ESを書くときは、まずお題に対しての回答(=主張)を端的に述べ、
その根拠を詳しく説明し、最後にもう一度回答(結論)で締めます。
(指定文字数が少ない場合、最後の締めはなくてもよし)
よく「結論ファーストで書け!」と言われますが、
これは読み手に「言いたいこと」が伝わりやすいから。
採用担当者は膨大な量のESを見ているので、
最後まで結論を言わないと「この子は結局何を言いたいんだろう」と相手にストレスを与えかねません。
最初にお題に対する答えを持って来れば、真っ先にあなたの言いたいことが分かるるので、相手に伝わりやすい文章になります。
さらにこの書き方、書き手にとってもメリットがあります。
それは「話の方向に一貫性を持たせられる」ということ。
文章を書いているうちに、
初めに書いていたことと後に書いていることが矛盾してしまった!
という経験はありませんか?
(恥ずかしながら私はしばしばこれをやらかしました...)
「抽象→具体→抽象」の順番を意識して、最初と最後を同じ内容にするようにすると、最初から最後まで一貫した書き方ができます。
「結論ファースト」は書き手にとっても優しいのですね。
②オリジナルな経験
①で説明した「具体」の部分には、あなた自身の経験を書くのがおすすめ。
なぜオリジナルな経験を入れるのが大事かというと、
主張に説得力を持たせやすいから。
ES(面接でも)で最もやってはいけないことの1つは、
抽象的なことを書く(話す)こと。
仮に、あなた自身の経験を入れないとすると、
相手にどのような印象を与えるでしょうか?
例えば、こんなことを書いて(言って)いませんか?
・社会貢献したいです!
・グローバルに活躍したい
・チームワークが大切
このような「どこにでもありそうなこと」を書いてしまうと、読み手の印象に残らず他の膨大なESに埋もれてしまいますし、最悪
「ES投稿サイトからコピペしてきたんじゃないの?」と思われかねません。
あなた自身の経験を具体的に書きましょう!!
経験を書くときのポイントは
「コンテクストの共有」と「ストーリー」です。
「コンテクストの共有」とは、
読み手である相手と、書き手である自分との間につながりを持たせる
こと。(端的には、あなた自身の経験を相手が理解するための背景)
あなたの経験を相手は知らないため、話を理解してもらうには、相手にも自分が経験したことをイメージできるようになってもらう必要があります。
あなたの経験を相手がイメージできるするには、
・「いつ」「どこ」の出来事か
・「主人公は誰か」(ESの場合、主人公は基本的に自分ですね)
・「主人公は何を求めているのか(なぜそこにいるのか)」
をはっきり書くことがポイント。
(いつの出来事なのか、誰の話なのか、なぜそのような状況にいるのか
分からないと何の話かわかりませんよね?)
話の背景を理解してもらうことで、相手にグッと伝わりやすくなります。
経験を書く上でのもう一つのポイント「ストーリー」とは、
「経験に使いやすい話の型」のこと。
世に多く伝えられる、人気になるストーリーには共通点があります。
それは「主人公が敵(or障害)に遭遇し、苦労するも最後には勝つ」こと。
ESでも、困難に打ち克つ経験談は、最初に述べる「主張」や後にご紹介する「価値観」に繋げやすいため、経験として使いやすいです。
このような経験を書く上でのポイントは
・敵(=目的を阻むもの)は何か
・どのような困難があったか
・困難をどのように克服したか
をはっきりさせること。
(ESのお題によっては、これらを明示するよう指定がある場合も)
これらは、この後ご紹介する「③②の体験から得られた自分の価値観」
に繋がります。
③②の体験から得られた自分の価値観
③は②の続きです。
「抽象→具体→抽象」の「具体」で書いた経験を根拠に、
「この経験からこのような価値観を得た」
「この経験からこのように考えるようになった」
というように最初に書いた主張に繋げます。
例えば、ただ「社会貢献したいです!」というよりも
「〇〇のような経験から、自分が他者のためになることに充実を感じる
と気づいたため、社会に貢献することでより多くの人を幸せにしたい」
という方が信憑性がありますよね?
また、自分の価値観を述べることで読み手にあなたの人物像を伝えやすく
なるというメリットもあります。
就活は結局、「その会社と合うかどうか」が大事なので、
会社側に自分の人となりを知ってもらった方がお得ですよね。
長文になりましたが、以上が私が実践していたESのポイントです。
お読みいただきありがとうございました。