東海道・山陽新幹線に乗るなら・グリーン車 or 普通車?
新幹線に乗るなら、グリーン車・普通車のどっちが快適性が高いかという話を書こうと思います。
昨日今日と、ロケで東海道・山陽新幹線の東京〜岡山・福山を往復。
行きは祝日で混雑することを考え、グリーン車を選択。
帰りはお金の問題と、今回のこの比較noteのために普通車指定席を選択してきました。
行きに乗ったのは、
のぞみ5号・博多行
東京6:30→福山10:07
8号車・グリーン車指定席
東海道・山陽新幹線で、今営業運転している中では一番新しいN700A系でした。
隣席は、新横浜〜福山まで男性の方が座っていらっしゃいました。
他にもAB席・CD席と連続で空いている席があったのに、自分の隣が埋まってしまって残念。
そして帰り。
のぞみ60号・東京行
岡山19:53→東京23:11
16号車・普通車指定席
座席を予約していたのは3列のABC席のうちA席。
窓側A席と通路側C席に挟まれるB席は埋まらないこともあるので、なるべく快適性の高いA席を選択。
今回は終点東京まで、B席のお客さんは来ることなく快適に過ごせました。
さて、その違いがどんなもんかということですが、まずグリーン車の座席の快適性や設備については、こだま号のグリーン車に乗った時の記録を見てみてください。
普通車指定席の設備はというと、グリーン車よりはもちろん劣ります。
床は絨毯敷じゃないし、ABC,DE席の5列配置なので、1人あたりの席の広さはそこまでありません。
普通の通勤電車と同じか少し広いくらいですかね。
テーブルの大きさはこんな感じのイメージ。
テーブルのサイズを正確に測ったわけではないので、違いがわかりにくいのですが、多分同じか、グリーン車の方がちょっと大きいかなって感じです。
(下の写真は、グリーン車のテーブルに同じサイズのMacbookを置いたもの)
大きな違いは、テーブルを前に引き出せること。
グリーン車は座席1列1列の間隔が広いから…
というのもあるとは思いますが、テーブルが近くに引き出せることで、PC作業や飲食をとる際に使いやすいですし、前の席との圧迫感がありません。
加えて、この長方形のテーブル以外にも、肘掛のところからも小さいテーブルを出すことができるので、用途次第では便利です。
またこれ以外の点では、のぞみ・ひかり号だけかもしれませんが、
「ゴミなどの不要なものはありませんか?」
と、座席まで回収しにきてくれるサービスがすごくありがたかったですね。
捨てに行く際に、隣の席の人に声をかけていかなくてはいけないし、荷物が多い場合なんかは面倒ですしね。
あと、東海道新幹線区間と山陽新幹線区間それぞれで、おしぼり1本が配布されるサービスもありました。
常にウエットティッシュを持っている派としては、あまり利便性を感じませんでしたが、グリーン車ならではのサービスですよね。
最後に、両方ともに共通することですが、乗り心地・wifi環境について。
乗り心地は基本的に悪くありませんが、雨が降っている区間を走行している場合は、縦揺れが多かったように思います。
そのため、テーブルに置いてPC作業をする時は、ちょっとやりづらかったです。
(今回は行きが雨天でした)
wifiは、自分が持っているwifiにもよりますが、トンネル以外を走行中も写真などの大きい画像の送信などは、なかなかアップロードされず不便でした。
テキストについてはやりやすかったですけど、noteに画像を挿入する場合などは時間がかなりかかりました。
効率よく作業するならば、駅に停車している場合に狙ってやるといいかもしれませんね。
というわけで、最終結果ですが・・・
隣に人が来ないぐらい空いている時期・時間帯
→普通車指定席でもOK。
普通車指定席もかなり混雑時している時期・時間帯
→グリーン車の方がよりOK。
また補足しておくと、新幹線の普通車指定席は、駅ホームの階段やエスカレーターに近い、16両編成の真ん中あたりの4~7・11~13号車あたりは、比較的混みやすいと言われています。
(8~10号車はグリーン車です)
なるべく空いている車両が良ければ、16号車・15号車を選ぶと良いでしょう。
ちなみに、普通車指定席は座席の指定だけの権利です。
新幹線が混雑しやすいシーズンは、自由席車両に乗り切れなかった、立ったまま乗っている方が、指定席車両のデッキや車内の方に流れてくる場合があります。
(違法ではなく合法です)
グリーン車の場合は、自由席のお客さんが乗車するのは原則NGなので、人は流れてはきません。
なので、GW、お盆、年末年始などは、グリーン車が快適です。
さて、次のご旅行・出張、あなたはどっちにする??