本当になりたいものは何か、どうすればわかるのか
皆さんは今、自分を紹介するための言葉を持っていますか?
営業マンですか?専業主婦ですか?カメラマンですか?個人事業主ですか?
そしてそれは、本当になりたいものでしたか?
私は双極性障害で、一児の母で、現在の仕事は友達の手伝いで、ほぼ無職に近いと思います。この中になりたくてなったのは一児の母ですが、なりたかったものかと問われると考え込んでしまいます。
子供は欲しかったけど、それとこれとは別というか…。
双極性障害と診断がおりて、仕事を続けられなかったのは障害のせいか!と気づいた私は、この先何をして生きていけばいいのか分からなくなっています。
その答えが哲学にあるような気がして、とある本を購入しました。
『フランスの高校生が学んでいる哲学の教科書』です。
この本の一節にタイトルにある問いが書いてありました。
まさに今の私に必要な情報です。
私の中の哲学のイメージは、『自身の頭の中で深く思考を巡らせ、本当に求めているものを探る』というものでしたが、実際は正反対でした。
衝撃だった。私でも知っているような思考の達人たちは、考えるより行動せよと言っているのだ。この先どう生きようかを悩むより、どう生きたいかを選択して行動してみればいいのだ。
特に、双極性障害である私の悩みは『何を始めても鬱期に何もできなくなるかも』という意識があって、始めることすら怖かったものだから、本当にスッキリしました。
何事もやってみなければ分からないんですよね。だから私は、気分や体調に波があっても楽しく生きる方法を模索し、実現する!を目標に挑戦し続ければいいんですよ。
これはそう思って書き始めた最初のエッセイです。これからの私はデカルトさんやサルトルさんの言葉に従って、まずは行動します。何が花開くのか分からないけれど、開くその日まで。
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