お値段お手頃に「分割キーボード」っぽく
リモートワークが進むにつれて、デスク環境の話題が増えてきているかと思います。
特に分割キーボードの話題を、最近よく目にします。
分割キーボードの人気
けんすうさんも、1年前に分割キーボードをオススメされていました。
それ以降、定期的に分割キーボードの話題を目にしますが、2024年4月にもよくその話題を目にするようになりました。
新生活のスタートのタイミング、ということもあるのだと思います。
新社会人の方々も、仕事を初めて一ヶ月。
職場に慣れ始めつつも、職場の環境改善を考える時期というのもあるのだと思います。
分割キーボードのメリット
分割キーボードの何がいいかというと、「肩こりからの解消」ですね。
通常のキーボードは、自分の肩幅よりも狭い領域にキーが並んでいます。
それゆえ、どうしても肩を締める形でのタイピングになってしまいます。
これが肩こりに繋がります。
分割キーボードは、左右に分割したパートを、肩幅と同じかそれよりも広い位置に置くことができます。
そのため、肩を広げた状態でタイピングが可能で、肩こり予防となります。
分割キーボードのお値段
分割キーボードは体に優しいです。
使ってみると手放せなくなります。
ですが、一番のネックはそのお値段です。
2024年4月の相場感では「安くて2万円から」というように見えます。
費用対効果を実感している人であれば、2万円は安い、と思いますが・・・
効果を実感する前であれば、シンプルに「高い」と思うでしょう。
これが最大のハードルになってると思います。
実際、けんすうさんも使い始めるまでは「そこまで・・・?」と思われていたそうです。
その状態での2万円は、ちょっと気後れしてしまいますよね。
分割キーボードっぽく2台
であれば、お手頃のお値段で分割キーボードを体験できればよい。
その方法は、「キーボード2台買う」です。
例えば数千円くらいのキーボードであれば、あわせて1万円程で分割キーボード環境が手に入ります。
私の場合は、Lenovoのトラックポイントキーボードを6千円くらいで購入して、1万2千円で環境構築していました。
この手法は、一部のエンジニアの中では10年以上前から実践されていて、私もずっとこの方法でやっていました。
※周囲からは「めちゃくちゃ変なやつ」と言われていました笑
分割キーボードの絶妙に手が届かない所
分割キーボードにはお値段以外にも、絶妙に手が届かない所があります。
例えば、左右パートの結合部のケーブルが邪魔、とか、トラックポイントがほしい、とかですね。
他にも、「自分が大好きな◯◯じゃないと嫌だ」ということもあるでしょう。
これらは、当たり前ですが、お好みのキーボードを2台購入することで解消できます。
私はトラックポイントが無いと困るので、むしろ2台つなぎ方式しか使えませんでした。
知人は、HHKB(という有名なキーボード)の叩き心地じゃないと駄目ということで、それを2台つないで使っていました。
むしろトラックポイントx2
分割キーボードを使っている人が次に感じるのは「マウスがツライ」だと思います。
心地よいキーボード環境が構築できたのにも関わらず、マウスのために手をキーボードから離す操作が必要です。
これも、何気に疲れにつながると思うのです。
その点、トラックポイントはキーボードから手を動かさずにマウス操作が可能です。
しかも左右に2台トラックポイントキーボードがあれば、右手と左手、どちらでもマウス操作が可能となります。
…ということで、
分割キーボードのお値段対策
分割キーボードの手が届かない点の対策
分割キーボードだけでは対処できないマウスがツライ問題の対策
を提示してみました。
お値段対策としての2台つなぎは、分割キーボードのコンセプトの良さを理解するのに、とても有益な入門方法だと思っております。
「試したいけどお高いなぁ」と思っていた方は、ぜひこの方法から入っていただけると良いかなと思います。