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オーバードライブ社の育休・産休についての社内アナウンスを公開

こんにちわ。
株式会社オーバードライブです。

弊社は、ボドゲーマというボードゲーム専門の総合情報サイトを開発・運用しています。

余暇市場をターゲットにしている企業ですので、社員には仕事の時間だけでなく、プライベートの時間、家族の時間も充実させてほしいと考えています。
それゆえ、男女問わず、育児休業の取得を強く推奨しています。

2023年3月28日、産休・育休についての会社のスタンスを明確にしました。
そのときのアナウンス内容を公開します。

社名などを変更すれば、他の会社でもある程度そのまま使い回せる内容になっていると思います。
育児休業の取得を推奨している会社の方々の参考になれば幸いです。

以下、そのアナウンス内容です。




※国の制度は随時変更されます。
※このファイルの更新が追いついていない場合がありますが、その場合は国の制度に従います。

産休・育休とは

産休は産前休暇・産後休暇のことを指します。
育休は育児休業を指します。

子育てのために国が規定している制度です。
これは国民の権利であり、この休暇を会社が拒否することは法律違反となります。

産休・育休中は、健康保険組合から給付金が支払われます。

公式ドキュメントはこちら。

会社が育休・産休を拒否した場合の罰則

本人の産休取得の意思に対して、会社がこれを拒否することできません。
会社は労働基準法65条1、2項の違反となります。

本人の育休取得の意思に対して、会社がこれを拒否することできません。
会社は育児・介護休業法6条1項などの違反となります。

※給付金は賃金を満額保証するものでないこともあり、会社としては産休・育休の取得を推奨するものの、取得については任意です。
支給額の詳細は「給付金」を参照。

取得可能な時期

産休・育休がいつから取得可能かは、以下のサービスから算出可能です。

産前休業

出産予定日の6週間前から取得可能。

産後休業

出産日を含めて8週間以上を取得可能。
ただし、出産が予定日よりも早い場合は、出産前に取得できる休業日数が減ることがあります。

育児休業

子どもが1歳に達するまでの間に取得可能。
ただし、保育所に入所できない等の理由により、2歳まで延長することが可能です。

2022年10月から、分割して2回取得することが可能となりました。

産後パパ育休

2022年10月から、出産直後に男性が育休取得が可能となりました。
分割取得が可能で、給付金も支給されます。

cf. 育児・介護休業法 改正ポイントのご案内

給付金

cf. 産前・産後休業中、育児休業中の経済的支援

出産育児一時金

出産したとき、1児につき42万円給付されます。
※ただし、基本的には産婦人科に出産費用として支払うことになり、手元には残りません。

出産手当金

産前・産後休暇の期間中に支給されます。
原則として、就業時の賃金の3分の2相当が支給されます。

育児休業給付金

子供が1歳になるまでの間、育休取得期間中に支給されます。
育休開始から6ヶ月は就業時の賃金の67%支給、6ヶ月経過後は就業時の賃金の50%支給されます。

支給条件、例外規定などがあるため、以下を参照のこと。

なお、育休取得期間中は社会保険料が免除され、かつ、この給付金は非課税のため、最初の6ヶ月間は実質80%相当となります。

育休に対するオーバードライブのスタンス

オーバードライブは、男女問わず、育児休業の取得を強く推奨します。

オーバードライブは余暇市場に対してアプローチする会社です。
そのオーバードライブで一緒に働くメンバーには、家族で過ごす時間を大切にしてほしいと考えています。
それが仕事への長期間のパフォーマンスとして結実すると考えています。

よくある勘違い

「育休の給付金が会社から支払われる」と勘違いされる場合がありますが、給付金は社会保険として健康保険組合から支払われます。
「働いていないのに給料をもらうのは忍びない」と考える必要はまったくありません。

夫婦での育休取得期間について

保育園に預けるタイミングのボリュームゾーンは、1歳〜2歳の間の4月入園です。
0歳児から預かってくれる保育園は多くはなく、申請しても通らないケースが大半です。

そのため、育休期間を1歳を超えて取得するケースがほとんどとなります。
最初からその想定で夫婦の育休取得タイミングを計画することが大切です。

男性の育休について

男性の育休については、最低でも1ヶ月、可能であれば3ヶ月〜6ヶ月、育児休業を取得することが必要と考えます。

6ヶ月を超えての取得ももちろん可能です。
この場合は支給額が下がるため、家計と相談のうえ取得してください。

男性育休の心がまえ

「パパは子供が小さいうちは出番がない」ということは全くありません。
哺乳瓶でのミルク、おむつ交換、沐浴、ねかしつけ等、男性でも可能な育児は多岐にわたります。
また、掃除、洗濯、炊事、買い物など、家事もたくさんあります。

育児はストレスとの戦いという面もあります。
男女ともに育児・家事ができるようになっていれば、交代でリフレッシュの時間を取ることが可能となります。

産後うつに対する男性育休

産後うつ病になるリスクは、産後2週間がピークとなります。
産後2ヶ月を経過するまでは、リスクが高い状態となります。

これが最低1ヶ月、可能であれば3ヶ月の男性育休取得を推奨する理由です。
例えば、男性が育児休業を3ヶ月取得し、夫婦で家事・育児を分担することで、産後うつの発症リスクを下げることができます。

スムーズな育休取得に向けて

会社として出産・育児、休暇取得を全力でバックアップしたいので、妊娠がわかったら早めに情報共有をしてほしいです。
※当然ですが、報告を受けた後の周囲への公表は本人の意向を踏まえて取扱います。

流産のリスクを考えて、安定期までは出産を秘密にするケースもありますが、安定期に入ってから出産までは5ヶ月ほどしかありません。
現場の調整には最低限でも6ヶ月以上かかると想定して、早めの情報共有をお願いします。

その他

以下、産後パパ育休に関する国の方針と、産後うつに関する情報です。


※カバーアートの生成にはAIを利用しています

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