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小さなスーツケースで行く、6泊8日イタリア旅の持ち物リスト

勤続の節目にあたる休暇を1週間もらい、8日間のイタリア旅行をしてきた。

旅の詳細についてはメンバーシップで書くつもり(行ったところがマイナーすぎて、もし身内に検索されたら一発で終わりそうなので…)ですが
今回はかなり念入りに準備して、まあまあ過不足のないパッキングができたのでは??と自負しているので、今後見返すためにも持ち物リストを記事にしておこうと思います。人様のパッキング記事を見るのが大好きなので、どなたかに楽しんでいただけたら嬉しい!

…と、調子に乗って書いていたら約7,000字になってしまいました。なっっが!ご興味のあるところだけお読みください!


旅のバッグ3つ

今回持っていったのは、大きく分けて3つ。

innovator スーツケース 38L 

1週間の旅ということではじめは大きいスーツケースで行く気満々だったのだが、宿泊先の方から「空港まで迎えに行くけど、車が小さいので大きい鞄は入らないかも」という趣旨の連絡があり、念のため38Lのスーツケースで行くことにした。ぎりぎり機内に持ち込めるサイズ。
上半期買ってよかった記事にも載せたinnovator、キャスターの動きが滑らか、ストッパー付きで電車内でも動かない、小さいコインロッカーにも入る、フロントポケットあり、見た目可愛い、でいまのところ文句なし!

ちなみに機内持込サイズだけど、空港内でずっとキャリーを引いたり、機内で荷物入れスペースを探したり、重いキャリーを頭上に持ち上げたりするのが面倒なので預け荷物にしてます。最近は国内線ですら、急ぎじゃなければ預けてる。あの預ける機械が便利すぎて。

ロンシャン プリアージュ

みんな大好き、安定のロンシャン。
バリエーションがたくさんありすぎてよく分からないけど、たぶんLサイズ?いちばんベーシックな、大きいほうの、持ち手長いほう。
こちらは機内で使うものを中心に。とにかくなんでも入って頼もしい!帰りはスーツケースに入りきらなかったお土産もここに突っ込んでパンパンで帰ってきた。

HERZ プチミニョン

常に携帯する手回りバッグ、安全面や機能面を考えると絶対にナイロンのショルダーバッグやボディバッグのほうが良いって分かってるんだけど、どうしても自分の好きな革鞄を持ちたくて…。
好みを優先させた結果、LAも韓国もイタリアもこれで行っている。もう4年ほど使っていて、だいぶ革が馴染んできたので、少々の悪天候でも大丈夫。今回もボートに乗って潮しぶきをしこたま浴びたりしたけど、帰国後にオイルを塗ったらすっかり目立たなくなった。

スーツケースの中身

左上から時計回りに、サンダル、変換アダプタ、アクセサリーケース、化粧ポーチ、洗面ポーチ、ヘアアイロン、圧縮ポーチ×2

サンダル

室内履きとしてはじめはスリッパ(ホテルでもらえるパイル地のやつ)を持っていくつもりだったが、今回は海に入ったりするかも、というのがあったため、外でも使えるサンダルを買った。ダイソーで300円。確かこれメンズだったと思う、私は足が大きくて普通のレディースは入らないので…。
普通に履きやすいし、予想どおり海でも使えて、めっちゃ良かった!ちなみに帰りのスーツケースがお土産でいっぱいになってしまったため、勿体ないけどホテルで処分してもらった。まあそれを見越して300円のを買ったので良いんだけど。

変換プラグ

海外に行くときひとつあると安心なやつ。ホテルが新しくて、スマホ充電用にUSB-AとUSB-Cの差し込み口があったのでそんなには使わなかったけど、アイロンを使うときなどに重宝した。

ヘアアイロン

いつも使っているリファのアイロンが海外対応なので、そのまま持参。なんていうか、あるほうが精神衛生上良い。

圧縮ポーチ(衣類)

いままで使ってなかったんだけど、さすがに6泊分の服を入れるなら圧縮が必要だなと思い、今回新しく購入した。服用と下着用の2サイズ。夏用の服だったせいか、思ったほど小さくはならなかったけど(ニットとかだとかなり圧縮できそう)それでもコンパクトにおさまって満足!
何より、これまでは下着だけポーチに入れて服は直でスーツケースに放り込んでたので、全部ポーチにまとめるとこんなに荷物がすっきりするんだな…という当たり前の発見をした。今後もたくさん使おう。

下着は日数分、服は5日分、あとパジャマとしてエアリズムのルームウェアを1着持参。途中で一度コインランドリーに行ったので全然回せたけど、予想以上に暑くて汗をかく日も多かったので、着替え用にどうでもいいTシャツをプラス2着ぐらい持っていってもよかったかも。壊れやすいお土産を買ったときの緩衝材にもなるし。

アクセサリーポーチの中身

おおむね普段通りだけど、いつもあんまりつけないカラフルなやつ(だいぶ前にGUで600円ぐらいで購入)も持参。服が地味なので持って行ってよかった。
今回旅先でちょこちょこアクセサリーを買ったので、後半はそれをつけたりもしてました。

化粧ポーチの中身

左上からざっくり時計回りに、前髪クリップ、MACのファンデーション、アンドビーのハイライト、SUQQUのチーク、アンドビーのスティックコンシーラー、デコルテのサンシェルター01、アリーのUV下地、デコルテのアイグロウジェム、KATEの眉パウダー、アンドビーのスティックアイシャドウ、エクセルのアイブロウ、ラブライナーのアイライナー、KATEの眉マスカラ

いつもは普段から使っているARTISAN&ARTISTの化粧ポーチをそのままスーツケースに入れていくのだが、今回は少しでも荷物を減らしたかったため、ポーチを小さくして中身も絞った(絞ってもこんなにあるんかい、と思われそうですが…)。
MACのパウダーファンデーションやSUQQUのチークはコンパクトが薄くてかさばらず、スポンジやブラシも内蔵されているので旅の常連メンバー。MACは中身も薄づきで、パウダー感覚で使える。

ファンデーションの下にある小さいやつは、マルジェラの香水のトライアルサイズ。今回の旅先をイメージした香水があることをたまたま知り、メルカリで買って持参した。すごく良い香りだったし、今後もこれを嗅ぐと旅のことを思い出せそう!旅先でいつもの香水をつけるのもいいけど、旅先限定の香水というのも素敵だな、と思った今回。

洗面ポーチの中身

歯ブラシ、マウスウォッシュ、ヘアクリップ、ブラシ(タングルティーザーのミニサイズ)、ヘアオイル、綿棒、シャンプー

この1年ほど、旅行のときはcoconeという泥タイプのシャンプーを日数分持っていくようにしている。コンディショナーが要らないので時短になるし、1回で1包分を使い切れるのも楽でいい(普通のシャンプーのトライアルサイズだと、使い残してしまうことが多いので)。
ヘアオイルは、いつも使っているPUBLIC ORGANICのものを無印の詰め替え容器に移して持参。ドライヤー前の保湿も、スタイリングも全部これでまかなうスタイル。

ふきとりコットン、化粧水テスター、オバジの洗顔パウダー、制汗剤、VTのシートパック5枚入り、ビュースタのCICAクリーム、化粧水、リポソームのトライアルサイズ、ビオレのクレンジング、無印のふきとり化粧水

ビオレのクレンジングは洗顔不要のタイプなので、基本はこれだけ。ザラつきが気になったらオバジの酵素洗顔パウダーを使用。朝は無印のふきとり化粧水を洗顔代わりに。
旅先だとスキンケアも最小限になるから、リポソームにだいぶ救われた…!とりあえず洗顔後にリポソームを塗れば肌が安定する感。このトライアルサイズはデコルテの公式サイトで1500円で買える(ただし1人1回限りとのこと)。見た目も可愛いのでお勧め。

思ってた以上に太陽の光がすごくて死ぬほど日焼けしたため、ビタミンC入りのシートパックを持っていって本当によかった。もはや美白とか言ってられないぐらい焼けたけど、肌の鎮静化という意味で。

液体系は一応ジップロックに入れてから、こんな感じで詰め込む。シートパックとマウスウォッシュ、シャンプーは使い切ったので、帰りはかなり軽くなった!

化粧ポーチと洗面ポーチについては、こちらの記事でも書いてます。今回持って行った化粧ポーチは、以前使ってた小さいやつ。

スーツケースの仕切りポケットの中身

洗濯ネット、割り箸、ミニパンチハンガー

使用済みの下着を圧縮ポーチに直接入れるのにやや抵抗があったので、ダイソーの洗濯ネットに入れて二重にした。帰ったら圧縮ポーチから出して、ネットごと洗濯機に放り込むだけ。

ピンチハンガー(セリアで購入)は、もし下着やハンカチを手洗いすることになったら必要かなと思って持っていったけど、結局使わなかった。そもそもランドリーを使う前提で、洗剤も荷物に入れなかったのになぜハンガーだけ持って行ったのか。。今回唯一の「持っていかなくてよかったもの」かも。

機内持込バッグ(ロンシャン)の中身

上に見切れてるのはクッション。あとは左上から時計回りに、着圧ソックス、マッサージャー、サングラス、文庫本、ユニクロのポケッタブルUVカットパーカ、バッテリーポーチ、リラックスポーチ、エコバッグ

クッション

私は機内にいると腰より何よりお尻が痛くなるので、「ヨックション」というクッションを愛用。あらかじめ空気を入れて、そのまんまロンシャンに突っ込んで持って行った(ロンシャンすごい)。座高は高くなるけどお尻は守られる。

着圧ソックス

ドクターショールのフライトソックスというやつ。薄くてかさばらないのがありがたい!

マッサージャー

酷いストレートネックのため、ネックピローよりこれを首の後ろに当てたほうが安定してよく眠れることに最近気づいた。寝てないときは、背中や腰の後ろに置いてマッサージ。もちろん、ホテル滞在中のリラックスにも使える。
ロフトで買ったもので商品名などは覚えてないけど、コルクでできていて可愛い。

サングラス

ZOFFのやつ。丸顔で大顔で鼻が低い私がかけても変じゃなかった(と思う)唯一のデザイン。日差しがすごかったので、これがなかったら詰んでた。

文庫本

後述するようにKindleもある程度準備していったけど、紙の本も1冊入れた。内田洋子『皿の中に、イタリア』。イタリアにいながらイタリアへの食欲をさらに高めるという贅沢!

ポケッタブルUVカットパーカ

羽織りをどうするか迷い、結局ユニクロで見つけたいちばん軽いやつを購入。
事前に天気アプリを見て予測していたよりもはるかに現地が暑く、雨もほぼ降らなかったため、着たのは機内のみ。軽くて小さくなるタイプだから、着なくても邪魔〜とはならなくて良かった。

エコバッグ

マリメッコのやつ。これもたたむとすごく小さくなるので、どこにでも持っていけるのが良いところ!滞在中はプチミニョンに入れて持ち歩き、買い物をしたら広げていた。とにかくたくさん入るし、ワインなど重いものを入れてもビニール袋より安心できる。(ワインが安いので、毎晩のように買って部屋飲みしてた)

バッテリーポーチの中身

モバイルバッテリー、予備ケーブル、カメラの充電ケーブル

機内・ホテルなど充電環境が充実していて、それほど長時間外にいることはなかったので、結局モバイルバッテリーは使わなかった。けど、これがあるのとないのとでは安心感が段違いなんでね。

リラックスポーチの中身

除菌シート、アイマスク、ナイトミン耳ほぐタイム

除菌シートは無印のもの。
耳ほぐタイムははじめて使ってみたけど、寝つきがよくなって助かった!

狭い座席でバッグから物を取り出すのって邪魔くさいし周りの迷惑にもなるので、搭乗したらこのポーチ(ていうか巾着)にAirPods・ケーブルを加えて、座席前のポケットに入れておいた。よく使うものはポケットに入れると良い、というのも今回の学び。降りるときの忘れ物だけ気をつけよう。

手回りバッグ(プチミニョン)の中身

左上から、カメラ、AirPods、ボールペン、貴重品ポーチ、化粧ポーチ、マスク

カメラ

まったく詳しくないのになぜか持っているコンデジ、こういうときしか使わないので張り切って持っていった。Ankerのモバイルバッテリーが入っていたポーチがシンデレラフィット。

AirPods

移動中これがなかったら死んでしまう!YouTube、Spotify、Netflixなどで事前にダウンロードしておいた動画やラジオを視聴して時間を潰しまくった。特に今回乗った便は映画なども全然充実してなかったので、助かった。

ボールペン

税関の書類を書くときなどに便利なので、必ず入れてる。

マスク

乾燥防止、すっぴん隠し、睡眠中のブサイク顔隠しなど、やはり機内ではマスクをしていたほうが何かと安心。

貴重品ポーチの中身

パスポート、現金、映ってないけどカード類

海外に行くときは毎回、このレスポの3連ポーチを使っている。後ろにパスポート、真ん中に現金(日本円も少々)、前にカード(クレジット2枚、キャッシュ1枚)。現金は100ユーロだけ事前に両替して持っていき、ほぼ使い切った。

化粧ポーチの中身

左から、リップクリーム、ディオールのマキシマイザー、リップモンスター、アンドビーのスティックアイシャドウ、ロールオンアロマ、マウススプレー、充電器、USB-A←→Lightningのケーブル

いつも使ってるポーチだけど、リップなどの本数は減らして最小限に。
アンドビーのスティックアイシャドウ(ピンクアイボリー)は、スーツケース内の化粧ポーチにも入ってるけどこちらにも。移動で顔が死んでるときに、下まぶたに引くだけで顔に光が入る必需品。
ロールオンアロマは結局あまり使わなかった、これは機内用のリラックスポーチに入れておくべきだったな。

私のスマホはiPhone13で、ふだん使っている充電器やモバイルバッテリーはUSB-Cのタイプなので手持ちのケーブルはUSB-C←→Lightningなのだが、待って、USB-Aのやつもあったほうが良いんじゃない?と直前に気づいて持参した自分をほめたい。機内や空港の差し込み口はほぼAだったので。
モバイルバッテリーが充電もできるタイプなので、充電器は持たず、モバイルバッテリーをこっちのポーチに入れておいても良かったかも。重くはなるけど。

その他の準備いろいろ

スマホストラップ

普段はつけてないけど、国内旅行のときはスマホで手が塞がらないようにハンドストラップ、海外なら紛失・盗難防止でショルダーストラップをつける。いつでもつけられるよう、ストラップホールがついたスマホケースを使ってます。

eSIM

今回初めてeSIMを使ってみた。設定の仕方が合ってるのか分からなくて少し不安だったけど、使う上では特に問題なくスムーズ。Wi-Fiみたいに返す手間も要らないのがありがたい!
(eSIMのせいかホテル等のWi-Fiのせいかわからないのだが、Spotifyの合間に入ってくるCMなども全部イタリア語になるので最初はぎょっとした。Netflixでお勧めされる映画も全部イタリアのになってた…スマホに個人情報握られてる感すごい)

電子書籍(Kindle)

旅へのモチベーションを高めるべく、イタリア関連の本を何冊かKindleで買って行った。
ヤマザキマリ、内田洋子のエッセイはもともと好きで読んでいたけど、今回Kindle Unlimitedでお勧めされた池上英洋の本も良かった!イタリアの街や美術にまつわるストーリーを分かりやすく解説してくれているので、観光名所に行ったときの理解が深まって楽しい。

『ワインの授業 イタリア編』は、ソムリエ試験のテキストなども執筆されている杉山先生の本。州ごとのワインの品種や特徴だけでなく、名物料理との組み合わせも書かれているので、イタリアでのごはんがますます楽しみになった。

ネイル

どんなネイルで行くか考えた結果、ポモドーロ(トマト)に。
韓国の人がピンタレストに上げていた「トマトネイル」をベースに、日常でも浮かない朱赤ネイルにしてもらった。ネイリストさんが「水滴つけときますか?」と提案してくれて、本当に新鮮なトマトっぽくなって嬉しい。可愛い。
もう完全に自己満足だけど、楽しかったからいいのだ。

ごつい手で失礼します、これでも加工してアラを消しまくっている…

持っていけばよかったもの

胃薬

今回、フライト疲れなのか何なのか、着いた直後からうっすら胃腸の調子が悪く…目の前にあるものは美味しくいただいたしワインもたくさん飲んでたけど、胃が万全だったらもっと食べられたのに〜!!とはちょっと思う。ふだん旅先で食事が変わっても体調を崩すことがめったにないので、荷物に入れることを思いつかなかった。

吊り下げられるスマホスタンド

飛行機のテーブルが、前の座席の背についてるタイプじゃなくて肘掛けから取り出すタイプだったため、高さ的にはほぼ膝。スマホリングで立てたとしても快適に見られる高さじゃないし、テーブル自体が邪魔だし、で結局手に持ちながら見るか音だけ聴いてた。
帰ってきてからネットを見てたら、↓こういうやつがあることを知った。次に長時間飛行機に乗るときにはぜひ買いたい。

袋ラーメン(お土産)

今回お世話になったイタリアの方が日本贔屓なので、お土産として日本茶だの抹茶味のポッキーだのを持って行った。
それも喜んでくれたのだが、一緒にごはんを食べていたとき「日本の食べ物で何が好きですか?」と訊いたら、打てば響く速さで「ラーメン!」という答えが返ってきた。日本に旅行したときに食べて感動したとのこと。そういえばヤマザキマリのエッセイにも、イタリア人の旦那さんがいちばん好きな日本食はラーメンだと書かれていた。

袋ラーメンなら軽いし個包装だし、それほどかさばらないし確実に美味しい。今度イタリアの人にお土産を渡す機会があったら買っていこう、と思った。そんな機会があるかどうかは分からないけれど。


以上、旅の持ち物リストでした。ここまで読んでくださった方、ありがとうございます&お疲れさまでした!
読むほうはどうか分かりませんが、書くのはめっちゃ楽しかったです。懲りずにまたやりたいな。

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